VirtualPC for Windows

VirtualPCを今使っているノートパソコンにインストールしました。インストールはすんなりいきましたが、仕様が予想外の部分がありますね。画面サイズがホストOSのサイズ(1024X768)と同じにならないようです。よって、800X600で使うことにしました。
ホストOS:Windows XP Professional
メモリ:512MB
CPU:Celeron 1.6GHz
バーチャルOS:Windows 2000 Server
メモリ割当:192MB
操作スピードは悪くないようですが、インストールスピードはやはり倍ぐらいかかっていますね。今回は、Visual Studio .NET 2005とSQL Server 2005 CTPの評価用としてインストールしたのですが、しばらく評価してみます。

GroupBoradワークスペースのインストール

さて、Windows Server 2003のテスト環境で、今日はGroupBoardワークスペースをインストールしてみました。GroupBoardはサイボウズが一番有名ですが、グループウェアという種類のアプリケーションです。
「インストールしてみました」、と簡単にいうものの前提条件は、
Windows Server 2003
Active Directory
IIS 6.0
ASP.NET
SQL Server 2000
Windows SharePoint Services 2.0
という少し躊躇するような数です。
無事インストールを終えて、第一印象、見た目は結構よくできているという感じです。標準では、
・スケジュール管理
・施設管理
・行き先掲示板
・回覧板
・電話メモ
・To Doリスト
・お知らせ
・連絡先
・ディスカッション
・新着情報
・案件管理
・画像ライブラリ
・アンケート
・ドキュメントライブラリ
などが使用できます。これだけでも十分な場合も多いと思いますが、さらに「Groupboard お役立ちツール」を追加インストールすると、
・取引先リスト
・取引先関連ドキュメント管理
が使用できるようになります。取引先に関連付けて文書管理ができるのは非常に便利です。実は、この機能私がこれから開発する顧客管理システムの目玉機能のひとつだったりするんですが。
さらに、「GroupBoard お役立ちツール第2弾」を追加インストールすると、10個の新パーツを利用できるようになります。
・日めくりカレンダー
・デジタル時計
・スクロールボード
・ページ自動更新
・電卓
・郵便番号検索
・簡易メモ
・携帯メール送信
・商品カタログ
・備品管理
今回のGroupBoradワークスペースはバージョンで言うと3.0になるのですが、2.0までは無料だったのですが、使用する機会はありませんでした(実は欲しい機能があまりなかったので)。今回の3.0は有料(実売で3万円程度)になっていますが、機能としてはサイボウズに比べても遜色ないものになっています。もう一つの売りが、マイクロソフトの製品なので、Visual StudioやFrontPageなどでカスタマイズや新しい機能(Webパーツ)を作成できるということです。
「初期機能も十分だけど、拡張性もある」
実は隠れたいい製品なのかもしれません。導入費用+ライセンスを考えると、少人数の中小企業はサイボウズよりも安くなるような気がします。しばらく試用してみたいと思います。

Windows Server 2003

最近ずっと構築していたWindows Server 2003がやっと形になってきた。
今回のテスト環境は、
1.Windows Server 2003+Active Directoryによるログイン環境
2.Windows Rights Management ServicesによるOffice 2003文書のアクセス制限
3.Windows Server Update Servicesによる更新プログラム配布管理
4.GroupBoardワークスペース試用
という4つの目的で構築している。
1はServer側のセットアップは完了した。グループポリシーはかなりいろんな設定ができるようだ。とりあえずデフォルトで使用しながら、よく設定を調べてみたい。Client側はWindows 2000でのアクセスはうまくいった。ADに保存されているリソースの検索は快適である。Windows XPでも確認しようとしたが、DNSの設定がうまくいかないのか起動途中で考え中になる。
2もServer側のセットアップは完了した。Client側で利用するにはADドメインにログインしていないと使えないようだ。1をクリアしないとテストできない。
4はGroupBoardとSharePoint Portal Serverをまずインストールしないといけないようだ。関係がよく分からなかったが、一度失敗して理解できた。GroupBoardは2.0まで無料だったが、現在のワークスペース(3.0)からは有料になったようだ。
初めての設定はやはりなかなか手こずります。

マイクロソフト オンラインセミナー

マイクロソフトではイベントなどのセッション内容をストリーミングで公開しています。このオンラインセミナーで公開されている中から、セキュリティ関連のおすすめストリーミングを次にあげておきます。
Office文書の情報漏えい対策技術(Windows Rights Management Services)
社外秘情報が漏えい? マイクロソフトの情報漏えい防止テクノロジー IRM
情報漏洩していませんか?情報を守る切り札 Rights Management Services概要
ネットワーク監視技術としてのハニーポットについて

Windows2000のMicrosoft Updateでエラー 0x800700C1発生

Windows2000で現在(2005.7)公開されているSP4対応の更新プログラムロールアップ 1(KB891861)をインストールすると、エラー「0x800700C1」が発生してUpdateできなくなりました。
調査してみると、Windows UpdateおよびMicrosoft Updateに必要な一部のシステムファイル(msxml3.dllおよびmsxml3r.dll) がファイルサイズ0KBの破損したファイルに置き換えられることが原因とのことです。
解決方法は、システムフォルダ(%systemroot%system32)にあるファイルサイズ0KBの「msxml3.dll」および「msxlm3r.dll」のファイル名をそれぞれ「msxml3.old」、「msxml3r.old」に変更する。この作業を行うことによって、システムフォルダに正常な「msxml3.dll」および「msxml3r.dll」が再生成されるとのことです。
確かにこの操作で正常にUpdateは動作するようになります。しかし、このエラーはマズイですよ。Microsoft Update(Windows Update)時にもそういう警告は一切ないし、ロールアップ1の説明にもありません。それなのに、インストールすると99%エラーになるじゃないですか。こんな致命的なエラーをなぜ修正しないのでしょう。もうWindows2000は変えて下さい!とでも言いたいのでしょうか、マイクロソフトさん!!
マイクロソフトサポート情報
Windows Update や Microsoft Update サイトにアクセスすると 0x800700C1 エラーが表示される
文書番号 : 904392
最終更新日 : 2005年7月11日
リビジョン : 1.2

セキュリティ対策啓発サイト

ウイルスバスターで有名なトレンドマイクロが、インターネットユーザのセキュリティ対策に関する啓発を目的としたインターネットセキュリティ情報サイト「インターネット セキュリティ ナレッジ」を今週から公開しているようです。
実際にサイトを見てみましたが、デザインがよくありません。パッと一目見てわかりにくいです。何のサイトなのか分かりません。
そんななかでも「実例再現 ウイルス感染体感シミュレーター」は面白いです。Flashを利用して感染したらどうなるかを体験できます。ただ、初心者向けなのは分かりますが、ウイルスとフィッシングとスパイウェアなど体験するにもかかわらず、「ウイルス感染体験」という名称はおかしいのでは?ウイルス感染体験とあるのですから、いろいろな種類のウイルス感染例を見せてくれると、初心者は恐怖に感じて対策ソフトも普及が進むと思います。
今後いつまでこの啓蒙活動が広がるのか、一過性でないことを願います。
以下、トレンドマイクロからの報道コピーです。
「インターネット セキュリティ ナレッジ」は、“見る”“体験する”ことにより、インターネットのセキュリティ対策を“学ぶ”ことができるポータルサイトです。インターネット初心者の方にも簡単に理解できるような表現やビジュアルを多用し、ウイルス対策をはじめ、スパイウェアやフィッシング詐欺など様々なインターネット セキュリティに関する情報や関連のニュース解説を提供します。

RMSとは?

RMSとは、正式名称「Windows Rights Management Services」というマイクロソフトのOffice文書漏洩対策ソリューションです。
システム要件が
・Windows Server 2003
・Active Directory
・SQL Server 2000 SP3
・Office Professional Edition 2003
という最新のプラットフォームやアプリケーションを必要としているので、現状初期投資が必要ですが、情報漏洩対策としてオープンソースでは実現不可能なきめ細かい設定が可能です。
一般に、情報漏洩対策としては、
・ファイルへのアクセス制御
・ファイルの暗号化
に重点がおかれているのですが、ファイルが開けた後の行為については全くの無力です。
RMSはWord文書、Excel文書、Powerpoint文書、Outlook電子メールに限ってではありますが、
・ユーザー単位の認証
・ユーザーまたはグループ単位の利用制限
・コピー、印刷、転送の禁止(閲覧のみも可能)
・他のプログラムによるアクセスの可否
・プラウザでの表示制限
・有効期限を決めた閲覧制限
というきめ細かい制御が可能になります。ユーザーの操作もメニューから非常に簡単に設定できます。印刷不可、有効期限ありを実現できるのは良いと思いませんか?
現在はシステム要件がまだ敷居が高いと思いますが、ここ数年でハードウェアもリプレースが進むと思いますので、数年後には現実的なソリューションだと期待しています。
今日は先日のセミナーでもらった「Windows RMS 完全バイブル Ver.1 テクニカル リソース CD」(マイクロソフトサイトから1,050円で配布中)を見ていました。中には自習テキスト、技術資料、導入ガイド、プレゼンテーション等、2005年2月現在の資料がたくさん入っていました。声とスライドが同時に展開するプレゼンテーションはとても良い出来だと思います。このCDが作成された頃に1.0だったバージョンは、現在1.0 SP1となっていますし、今後も継続して進化していくでしょう。期待です!!
日本語版RMS参照サイト

Microsoft Update 始まる

マイクロソフトは6月7日,同社製品の更新プログラム(パッチやサービスパック)を適用するためのサービス「Microsoft Update」を開始しました。「Windows Update」では適用できなかったMicrosoft Office製品などのパッチも適用できるようになります。マイクロソフトのセキュリティセミナーでは昨年より伝えられてきたこのサービスですが、ようやく正式版が完成しました。
Microsoft Updateがサポートしているのは、Windows 2000 SP3/SP4,Windows XP/XP SP1/XP SP2,Windows Server 2003/Server 2003 SP1。ただし,Windows XPについては2004年9月以前、Windows 2000 SP3については2005年6月以前に公開された更新プログラムしか適用できない。また,Windows XP SP1については2006年9月以降、Windows Server 2003については2007年6月以降に公開される更新プログラムは適用できなくなる。
Microsoft Updateで適用できるのは,Windows 2000・XP・Server 2003(Internet Explorerなども含む)、Office 2003・XP、Exchange Server 2003・SQL Server 2000・Microsoft SQL Server Desktop Edition(MSDE)に関する更新プログラム。今後、対象製品は順次追加される予定である。
今までは、例えばWindowsとOffice関連のパッチが公開された場合には、Windows Updateに加えて、「Officeのアップデート」を実行する必要があった。今後は、Microsoft Updateを実行するだけで十分になり、ユーザーのパッチ更新の手間は大きく改善されることを期待する。

コンポーネントツールを購入しました

購入した.NET用のコンポーネントツールが届きました。Windows用コンポーネントとWeb用コンポーネントがセットになっている「NetAdvantage Subscription」(グレープシティ社)です。今月末にバージョンアップするのですが、価格が上がるのです。2004バージョンは155,400円、2005バージョンから180,900円です。サブスクリプションなので、1年間のバージョンアップがあります。差額がもったいないということでバージョンアップする前に購入しました。
この出費は非常に痛いですが、ホームページリニューアルにどんどん使用してペイできるように使いこなしたいと思います。頑張るぞー!!