加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査

今日は午後、広坂別館で「加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査」の講演会を聞いてきました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
90名先着だった申込みは大幅に定員を超え、部屋いっぱいの人でした。市民の関心の高さが窺えますね。
まずは、金沢市埋蔵文化財センターの庄田氏による発掘調査の報告です。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
門のあった場所の発掘では、階段が見つかりました。また附近に散乱する石は手前の石垣を崩したものだと推測されているそうです。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
二段石垣の下段には刻印のある石も見つかりました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
報告のあとは、本多家15代当主の本多政光氏による「加賀本多家について」というテーマの講演がありました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
発掘調査の行なわれた門跡、石垣や道跡は、上屋敷絵図にもしっかり出ているようです。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
今日は幸い良い天候に恵まれましたので、講演の後は現地で遺構を見ながら説明がありました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
今日はとても良い機会でしたが、この講演会の申込みも一日で定員となったらしいですが、若い人はやはりほとんどいませんでした。

金沢城いもり堀

今日は広坂交差点を通過する車が少なかったですね。
金沢城いもり堀
いつの間にか鯉喉櫓の上部は固められてしまいました。
金沢城いもり堀
堀前の歩道はまだ工事中です。
金沢城いもり堀
いもり堀を上から眺めることができる道路向かいの「しいのき迎賓館」も北側のガラス張りが見えるようになりました。オープンは4月です。
金沢城いもり堀
この鯉喉櫓がすべて見えるのもあと数ヶ月ですね。
金沢城いもり堀
と思ったら、養生中の芝生が先日の大雪で2箇所崩落していました。間に合いますか?
金沢城いもり堀

金沢城 晴天のなかでニラミ櫓を見る

真冬の北陸らしからぬ晴天のなか、正月以来の金沢城に行きました。
金沢城河北門
大手門から見る風景がついに変わりました。
金沢城河北門
ニラミ櫓の工事用囲いが今月取れました。
金沢城河北門
石川門のように二重櫓のあった櫓台には、幕末期火災後の財政不足のあって、塀のみが建てられました。しかし、中央に出しが1つあるのがかろうじて威厳を保っていますね。
金沢城河北門
横を向けば一の門。石川門や橋爪門と比べても最も大きな一の門です。
金沢城河北門
枡形のなかはスロープ工事の最中です。
金沢城河北門
このアングルいい感じですが、松の木やライトアップ用ライトがなければもっといいのですが・・・
通路を通って二の門に回りこもうとすると・・・
金沢城石川門
おーと!石川門の修復工事の工事用囲いも取れていますね。
金沢城石川門
漆喰の白がまぶしいですね。
金沢城石川門
現場見学会で知った金沢大学OBの荀子の碑も新しい壁に映えますね。
金沢城石川門
塀を支える柱の修復は、来年度石川門南側に移ります。
金沢城河北門
さて、河北門二の門は南側フェンスが外され、河北門の後ろの五十間長屋のアングルに障害物が少なくなりました。
金沢城河北門
金沢城河北門
二の門の雨溝もかなり出来てきました。
金沢城河北門
こちらから見ると、枡形の塀は石垣や土塁のために低く見えますが、石垣を塀に隠す「隠し塀」のため狭間もなく防御という点ではイマイチですね。
金沢城河北門
ニラミ櫓の南側には階段がありますが、急であり、手すりも付いていないので常時上れそうにないですね。
金沢城河北門
内側に立つ塀を支える柱は石川門に比べると短いような?
金沢城河北門
丑寅櫓からも河北門がすっきり見えるようになりましたよ!