金沢城河北門復元 冬支度は万全

金沢市教育委員会の開催するイベントに参加するために、市内へ出かけるついでにしばらく行っていなかった金沢城の様子を見てきました。
金沢城河北門復元
現在は二の門の囲いはすっかりとできていて、すっぽりと被さり、冬でも木工事を進める準備が整いました。ふと横に目をやると、一の門に隣接するニラミ櫓台の石垣はすっかり積み終わっていました。完成すると新丸方角からの見栄えが良くなりますね。
金沢城河北門復元
積み方をしばし観察していると、北側の新丸方向はすでにある野面積みからうまく打ち込み接ぎに変化して上段まで積まれています。隅石は切石でぴったり積まれていて、東側の内側は一の門のある東側が切り込み接ぎ、南側は打ち込み接ぎで積まれ、1つの櫓台石垣で様々な積み方を見ることができそうです。
金沢城河北門復元
初めて大きく伸びた見学台に入りました。工事現場なのでヘルメット着用です。今日は休日で作業もしていなかったので、ブルーシートがかけられ、石垣台上の木工事も始まっていなかったので、しばらくは入っても寂しいかもしれません。
金沢城河北門復元
金沢城河北門復元
金沢城河北門復元
金沢城河北門復元
集合場所へ向かう途中、まだ時間があったので寺島蔵人邸跡へ行きました。何度も金沢には行っていますが初めて行きました。
寺島蔵人邸跡
寺島蔵人邸跡
庭には背の高いドウダンツツジがまだまだ紅葉し始めで、今月下旬にツツジのオレンジともみじの赤がすばらしいコントラストとなるようです。しかし、この庭も藩政期はなく、屋敷が続いていたようです。
寺島蔵人邸跡