天神様と東照権現

今日はマイクロソフトのセミナーに朝から参加するつもりで、前回の会場であった厚生年金会館へ行ってしまいました。会場は広岡の金沢パークビルだと駐車場に入ってから気付いたのですが、もう遅れることは確実だったので、折角のことですから近くの「金沢くらしの博物館」で開催中の「天神堂展」を見に行きました。
金沢くらしの博物館 天神堂展
金沢くらしの博物館 天神堂展
金沢では初代藩主前田利家が菅原道真の子孫ということになっているので、天神信仰がさかんであったのですが、(おそらく一部の裕福な家では)正月に男の子の成長を願って「天神さん」を飾るのが風習として残っています。
内部は写真撮影ができなかったので写真はありませんが、市内から集めた天神堂が教室に(くらしの博物館は元紫錦台中学校校舎)所狭しと並べられていました。大きなものでは奥行き2メートルを超えているかというものもあり、やはり大きな家でないと飾る場所はありませんね。
金沢くらしの博物館 天神堂展
続けて、玉川図書館に隣接する近世史料館に「尾崎神社展」を見てきました。
近世史料館 尾崎神社展
近世史料館 尾崎神社展
普段は本殿奥に収蔵されている品々が、現在本殿を修復工事中ということもあって展示されているもので、貴重な文化財を間近に見ることができました。現品は間違いなくすばらしいのですが、展示室におかれた展示品パンフレットの出来がまた良いですね。
近世史料館 尾崎神社展
この2箇所の場所は入館料が無料ということで年末お勧めの歴史スポットです。初めて入った近世史料館でしたが、入口にはビデオコーナーもあり、「藩主群像」(9分)、「城下図を歩く」(8分)、「兼六園のうつりかわり」(7分)という3本のビデオを鑑賞できます。今日は城下図を歩くを見てきました。