土曜日は兼六園･金沢城の花見の後に、浅野川沿いの東茶屋街に行きました。
昨年まで春に開催されていた浅の川園遊会は今年から中止となり、今年初開催となる「八尾おわら流し」がイベントのひとつとして開催されました。
夜になり雰囲気のある東茶屋街の通りを「おわら風の盆」で有名な富山県八尾の「おわら」が往復するというイベントです。
先頭の男性が4名、続く女性が6名、最後に楽器と謳い役が続きます。
少人数ながらじっくりとおどりを堪能でき、まわりの雰囲気や熱気と相俟って良い機会に恵まれました。
軽やかにおどる男性と女性の後ろに、生演奏の楽器と生声の謳い方が見物客を酔わせました。
今年初開催ということで、偶然ホームページで見つけたイベントであり、告知もあまりなかったので見物客もそれほど多くなく、混乱もなしに楽しめたのは非常に良かったです。本場八尾のほうは毎年混雑する様子が放映され、さすがにあの中に飛び込む気分にはなれません。
帰り際、浅野川大橋から上流を眺めると、満開の桜と中の橋、そして雲から顔を出し始めた神秘的な月でした。一緒に写真を撮り始めた友人のS氏と自分が撮り終わって家路に向かうときには、まわりに写真を撮る大勢の人たちが・・・。来年も開催されるようであれば、また来たいです。