今日は気持ち良い晴天でした。仕事を初めてメーデーで休みになったのは初めてですが、5月1日で晴れの日、休みとなれば高岡市へ行かねばなりませんね。今日は「高岡御車山祭」の本祭の日です。
関野神社春季例大祭として開催される重要有形・無形民俗文化財の「高岡御車山祭」ですが、ゴールデンウィークはいえ平日に開催されるのでなかなか実際に見ることができません。それも少しでも雨が降りそうな場合は巡行は中止となるため、本日は数年に1度のチャンスです。
高岡御車山は天正16年(1588年)、豊臣秀吉が、後陽成天皇と正親町上皇を聚楽第に迎え奉る時に使用したもので、加賀藩初代藩主前田利家公が秀吉より拝領し、二代藩主前田利長公が慶長14年(1609年)に高岡城を築くに当り町民に与えられたのが始まりと伝えられています。
朝早く到着したので山町を見て回りました。

小馬出町ではちょうど大工さんたちが山車を組み立てていました。

そこからしばらく歩くと守山町では、山車のお祓い中

しばらく見学しました。


さらに進むと高岡郵便局前で御馬出町の山車を発見!

角を曲がる様子を見学しました。前方をかついで90度回転する様子をご覧あれ!








京都の祇園祭のような大きな山車ではこうはいかないでしょうが、山車の魅力のひとつは角を曲がる様子ですね。

山車の出発した山町では、車輪をしまう際の材木を発見。

11時過ぎに源平町付近で7基の山車が勢揃いしました。最終は二番町の山車です。

早速「御車山勢揃い地点」である片原町交差点に向かいました。良いアングルの地点が取れました。まだまだ人出は少ないですが・・・

御車山が見えてくる頃にはたくさんの人出となりました。

まず初めに坂下町の「源太夫獅子」が露払いで先導します。

7基の山車が勢揃いした様子です。壮観ですね。写真の背景が一部ずれていますが、1枚には納まりきらなかったのですよ。


7基の山車の鉾留の多彩さをご覧あれ!






式典が終わると、順番に出発していきますが、最後の二番町の山車が行きます。この山車だけ二輪であり、牛車の雰囲気もあり、またスピードも最も速く、車輪の擦れる音も大きいです。

山車の通り過ぎた道では、電気工事車がたくさんいる?ので見ていると、山車が電線にひっかかるので外した電線を戻していました。そういえば来たときもたくさんいたな。
