技術の移り変わり

今日、訳あってSCSI接続の内蔵ハードディスクを買いに行きました。
ハードディスクの接続方式としては、一昔前はSCSIとIDEの2通りあって、SCSIは信頼性があってアクセス速度が速いという評価でしたので、主にサーバーに使われてきました。そのため、販売数と信頼性確保という制約の中で、未だにおよそ35GB、70GB、140GBという容量的ラインナップは少ないのが現状です。しかも結構な価格です。
現在は、前2方式とは別に、シリアルATA(S-ATA)という方式が普及したため、地方の店舗ではIDEとS-ATAの2方式のハードディスクを扱っています。地方では、なかなか店舗にSCSIディスクを置いてないんです。結局ネットで購入しましたが。
パソコン業界は技術進歩が速く、2年も経てば部品が簡単に手に入らないこともあります。他の製造業に見られるような普及してきたから部品も安くなるよ、という方程式はなかなか当てはまりません。逆に、価格低下が激しい部品もあって、古い部品のほうが明らかに性能は劣るのに、価格は高いということもよくあるのです。
この不思議なことがあるから、この業界に惹きつけられるのでしょうか?