「帙」読めますか?

城郭に興味あるものにとって、最近の不景気は少なからず影を落としています。カラー写真の入門編のような本はたくさん出版されるのですが、本格的な全集(数万円するような)は需要が読めず製作されないのです。
そこで、過去に出版された古書を探すことになるのですが、掘り出し物が見つかることもあり、意外にはまってしまいます。オークションにはまる心境に似ているのでしょうが、「城郭」のような分野は多くなくても需要が少しずつは生まれ続ける分野でもあるので、価値は下がらないことの方が多いようです。
そこで、最近タイトルの「帙」入りなる言葉を目にすることが多いのですが、まず何と読むのかわかりません。「ちつ」と呼びます。
帙は冊子を保護するために使われてきた、伝統的な保存容器
無双帙・・・一般的な冊子に使う
無双帙 無双帙
四方帙・・・カサのある冊子を複数収納する場合や、重量のある冊子に使う
四方帙 四方帙
箱帙・・・不規則な大きさの複数の冊子や、一枚ものの資料の保存に使う
箱帙 箱帙
そういえば先日購入した古書は四方帙(朱色)に入っていました。この立派な入れ物が箱?って思いました。

あまりの好天に城散策へ

このゴールデンウィーク3連休は好天です。今日も雲ひとつない空を眺めながら予定になかった城散策への思いを捨て切れませんでした。
とりあえず時間もないということで、近場へ行ってきました。最初は津幡城跡です。現在の津幡小学校の敷地内になります。近く麓の隣地へ移転される予定なので、その後はどうなるのでしょうか。一段と高くなっている本丸跡?には忠魂碑が建てられ、脇に「津幡城跡」の石碑が建っています。
津幡城 津幡城から金沢方面の眺め
続いて、北国街道沿い(現在は歴史街道に認定)にある龍ヶ峰城です。ここは一昨年津幡町によりきれいに整備されました。ここは加賀から越中に至る要衝に築かれた城のため、眺めも最高です。前回は歴史街道を歩いて行きましたが、今回は車で麓まで行きました。終着点の倶利伽羅がさくら祭りの真っ最中だというのに、ここは1人もいませんでした。道も一台と通れるかどうかのところなので、車がどんどん来ても困りますが。
龍ヶ峰城 龍ヶ峰城から小矢部方面の眺め
倶利伽羅の桜は満開でした。
倶利伽羅の八重桜
帰り道の途中に鳥越城を見てきました。春はまだ草が短いですが、本丸(トンネルの上)へ登るのは難しいです。一度登って景色を眺めたいのですが。
鳥越城(笠野トンネル) 鳥越城

意外に育てるのが楽な野菜

それは・・・アスパラです。ギリシャ語が起源になっているという「アスパラガス」。
野菜作りの本には数種類載っていますが、近くには北米産のものしか売っていません。家の北側の空地がもったいないので、ここに花壇を作って3年前に種を撒きました。ここは1日のうちの大半が日陰になるので、日光を必要とする野菜は植えることができません。
種からだと3年目からしか収穫できないと本には書いてあります。去年の後半実は数本収穫しました。あまり早く収穫すると根が早く枯れるようです。通常なら3年目から10年目ぐらいまで毎年収穫できる野菜です。
販売用の畑では畝を作って整然とやるんでしょうけど、大変なので雑草とりを除き、ほったらかしです。あぜに出る「つくし」と同じかなあと勝手に思い込んでいます。
今年は順調に収穫できそうです。ほとんどは直径7mm~1cmほどの太さなのですが、去年収穫していたあたりから売ってるようなすごいやつが数本出てきました。直径1.5cmはあるでしょうか。あまり太いと皮も厚くなるので甘みはなくなります。
写真じゃ分かりにくいですが、左が太いやつです。
アスパラ 極太サイズ アスパラ 普通サイズ

外出に疲れたら、家族でペーパークラフトはいかが

以前姫路城のペーパークラフトを紹介したことがあるが、端午の節句バージョンを見つけたのでご紹介しよう。兜を中心に弓と刀と見た目豪華である。
かぶと飾り(ヤマハ発動機株式会社)
かぶと飾り
そのほかにもいくつか無料で元材料が入手できる。
恐竜やおもちゃなどから、世界の建造物まで(キヤノン株式会社)
新幹線など鉄道のペーパークラフト(西日本旅客鉄道株式会社)
日産自動車の車のペーパークラフト(日産自動車)
家に居ながら楽しめます。意外と楽しいですよ!