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出版社:たんさく
発行日:2008年1月初版
ページ数:44P
著者:畠山清行
定価:800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「日本の埋蔵金」(番町書房)の別冊抜刷のようだが、表紙の写真から期待させるような本でもない。中は文字ばかりで写真がないのが寂しい。埋蔵金好きならどうぞ。


投稿者: Tadashi
歴史群像シリーズ 城と城下町1 江戸 東京
前田育徳会展示会 開館記念名宝展
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発行:石川県立美術館
発行日:1983年11月12日
ページ数:81P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「このたび石川県立美術館の開館に伴ない、東京の前田育徳会の所蔵品が展示されるにあたり、『前田育徳会展示室』を設置することになりました。前田育徳会は、加賀藩主であった前田家に伝来した、文化財の数々を永久保存・管理し、又一部の貴重な古典籍を複製頒布することを目的として、前田家十五代当主利為氏によって大正十五年二月二十六日に設立された法人で、設立当初は『育徳財団』と称していたが、昭和十二年十月二日『侯爵前田家育徳財団』と名称を変更、昭和二十四年四月二十五日以後は現在の『前田育徳会』と称するようになりました。」
展示室の開設を記念して、昭和58年11月13日から12月25日まで開催された展示会の図録。今となっては非常に入手が難しいが、古典籍や茶器、能道具、百工比照などすべてカラーで掲載されているのが貴重である。
戦国武将を育てた禅僧たち 新潮選書
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出版社:新潮社
発行日:2007年12月初版
ページ数:221P
著者:小和田哲男
定価:1,100円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「信長の独創力、家康の不動心、信玄のカリスマ性…若き武将に行動哲学と深い教養を授け、闊達で逞しい人生観を確立させた臨済宗の僧侶たち。自らも軍師、謀報役、易者、医役を務め、武将のブレーンとして、政治顧問や公家との交流から合戦の勝敗まで左右した禅僧たちの実像から、名将と禅宗との秘史に迫る斬新な論考!」
今川氏や浅井氏の研究で著名な小和田氏の最新作である。今回のテーマは「戦国武将の傍にいた禅僧」、あまりこういう視点の本を見たことがない。確かに、念仏宗や密教など他に僧は多くいたはずなのに、著名な僧は禅宗が多い。興味ある方にはおすすめです。


文禄・慶長の役 戦争の日本史16
茨城県指定文化財 土浦城址内 櫓門保存修理工事報告書
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発行:土浦市教育委員会
発行日:1985年3月31日
ページ数:122P+図版39P
編集:建築文化振興研究所
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「このたび、土浦のシンボルとして親しまれてきました土浦城址内の櫓門の解体修復が竣工し、倍旧の輝きを増して市民の皆様にお目見得することができました。『土浦城址及櫓門』として昭和二十七年に県文化財の指定をうけましたが、このたび老朽化が進んだことにより県のご指導、ご援助をいただき、修復工事を行ったものであります。この城門は、二階に太鼓を置き、城下に時刻を知らせたことから、別名で『亀城の太鼓やぐら』とも呼ばれ、古くから町の人々の生活に役立ち、親しまれてまいりました。時を経て、今日では城址とともに市民の誇りでもあります。」
書評:
発掘調査とともに修復工事は新たな発見がよくある。本書でも旧礎石や墨書修理銘など新発見がいろいろとあったことが報告されている。
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修復工事竣工記念 體見神社 -上境その歴史と風土-
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発行:體見神社修復工事委員会
発行日:1982年10月
ページ数:204P+図版9P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「地域に継承されてきた神社は、そこに住む人々の共通の願いが基盤となって古来より今日まで行き続けてきた筈です。ここ上境の體見神社も、昭和五十六年正月の初参会で修復の為の調査を行なうことを決議してから一年十ヶ月を経て、昭和五十七年十月十一日には無事に竣工記念行事を催す運びとなりました。このときにあたり、建物及び周辺の歴史と環境の調査研究の結果と修復工事の概要についての報告をまとめ記念誌として刊行することになりました。この調査結果は、今後、體見神社の保護保存対策を図るための貴重な資料として、また、上境地区の歴史と環境を考えるうえの資料としても十分活用していただけるものと確信いたします。」
修復工事の経過記録とともに、神社のある上境地区の歴史が掲載される。神社は地域とともにあるものであり、修復記念誌に地区の歴史がともに収録するという形式は大変意義あるものである。
棚木城跡遺跡詳細分布調査報告書
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発行:能都町教育委員会
発行日:1991年3月30日
ページ数:40P+図版8P
編集:棚木城跡発掘調査団
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回、昭和63年度から平成2年度の3年間にわたり棚木城跡詳細分布調査が実施され、これまで、文献や伝承などでしかその存在を図り知ることができなかったのでありますが、ようやくその確かな存在と範囲が学術的に立証されたのであります。雄大な海と緑の大地は、先人から受け継いだ私たちの貴重な財産です。20数キロメートルに及ぶ海岸線と、培われてきた文化遺産を生かしながら、ブルーコースト整備事業による自然豊かな郷土づくりを進めています。特に、棚木城跡がある遠島山公園地区は、城跡としてふさわしい生涯学習の場として、風光明媚な自然を再生し、文化・芸術機能を集積して、自然とふれあいを求めた新たな活動の場の整備の計画を推進してまいりたいと思っております。」
石川県棚木城跡の唯一の公式な調査報告書。棚木城を歴史の表舞台に登場させる棚木城合戦についても紹介されている。本書は図書館で借りて、一部コピーを所有している。
穴水城跡調査概要報告書
富山県上市町 弓庄城跡第5次緊急発掘調査概要
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発行:上市町教育委員会
発行日:1985年3月30日
ページ数:26P+図版45P
編集:上市町教育委員会、富山県埋蔵文化財センター
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上市町では町の南部、柿沢・舘地内において行われた団体営ほ場整備、並びに、県営ほ場整備に先立ち弓庄館城跡の発掘調査を実施しました。城跡は古くからの言い伝えや付近で採集される遺物などからその存在は認められていましたが、本丸跡を中心とする地域だけがその範囲であると考えられてきました。ところが発掘調査の結果、その範囲は南北約600m東西約150mの大規模なものであることがわかりました。また出土遺物が鎌倉時代から室町時代までの長期間にわたるところから、築城以前にすでに人々の生活がこの地で営まれていたことが明らかになりました。調査は昭和55年から本年昭和59年までの5ヶ年を費し終了しましたが、この間に掘り出された資料が上市町及び富山県の歴史を物語るものとして活用されれば幸いです。」
弓庄城の発掘調査最終年の報告書。5年分の総まとめがされている。4年目同様図版が充実しています。