図説 高島城と諏訪の城

図説高島城と諏訪の城
出版社:郷土出版社
発行日:1995年3月初版
ページ数:206P
責任編集:浅川清栄
定価:10,680円+税
オススメ度:★★★★☆
「諏訪を代表する城というと高島城が有名ですが、そのほかに多数の山城があります。私たちが城の典型として思い出すのは、高島城のような石垣のうえに天守閣がそびえる城ですが、石垣も天守閣もない山城も城です。ここでは高島城ができる以前、中世を中心とした山城について、全体的な研究の現状と課題を確認し、諏訪地方ではいつごろ山城が作られたり修復されたりし、それは政治史的にどのような意味を持つのかを述べていきます。」

書評:
本書は中世の諏訪地方の歴史を概観しながら高島城、高島藩による統治時代に至る郷土史の集大成を言える書です。城を中心とした本であることは確かですが、地方史・郷土史的記事も多く、諏訪地方を研究する人は興味深く読むことができます。


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高遠城跡ガイドブック 高遠城跡この城をもっと知ろう

高遠城跡ガイドブック 高遠城跡この城をもっと知ろう
監修:笹本正治
発行:伊那市教育委員会
発行日:2006年3月30日初版、2010年6月30日第2版
ページ数:114P
定価:1,200円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は、史跡高遠城跡整備実施計画策定にあたり、高遠城跡を学びたい人が学習し、史跡を案内するボランティア等の皆様にも手引きとしてご活用いただける本として、史跡整備実施計画策定委員の皆様に企画いただき、また各専門分野から高遠城の歴史、建造物、遺構、植物、散策ルートについてご執筆いただきました。」
高遠城のガイドブックで、A5サイズで持ち歩きやすい。小さいからといって侮ってはいけない。地元の熱心なガイド達による編集内容は、高遠城とその城下町を歩くには必要十分な内容であり、歩く前に購入するほうのがよいだろう。おすすめです。
高遠町歴史博物館で購入できます。

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長野県中野市遺跡詳細分布図

長野県中野市遺跡詳細分布図
編集:中野市教育委員会
発行:中野市教育委員会
発行日:2006年3月31日
ページ数:34P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
中野市の遺跡の分布地図。1枚ものではなく冊子形式になっています。城跡などの位置を確認して訪ねる参考になります。

木曽義仲と濃飛の人々

木曽義仲と濃飛の人々
著者:梅田薫
発行:美濃文化財研究会、八百津地方史研究会
発行日:1995年8月初版第二刷
ページ数:277P
定価:2,200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書はいわゆる市町村史などのような歴史書ではない。この地域に伝えられてきた『米田庄・肥田軍記』『苗木伝記』などの伝承や物語りを多く採用した。伝承も一端の真実を伝えていると思うし、また、読み物としてはこのほうが面白い。この地域に伝えられてきた江戸時代の戦記物などはお目にかかる機会もない。このような読み物のほうがかたぐるしい歴史書より、気楽に読めるという利点もあるし、案外、真実を伝えていると思い採用したものである。」
古書で入手したがまだ地元では購入できるようだ。木曽義仲と書名で謳っているが、木曽氏に関する記述は全体の5分の1ほどで、大部分は前書「信長の中濃作戦」に含まれなかった戦国期の美濃地方の武士の家系に関することです。

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飛騨國中案内 飛騨叢書第六編

飛騨國中案内 飛騨叢書第六編
著者:岡村利平識
発行:かすみ文庫
発行日:1917年8月初版、1987年5月復刻
ページ数:376P
定価:4,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
飛騨国(現岐阜県北部)の村の石高、寺社、史蹟の由来、隣村までの道程を紹介しています。飛騨の研究には貴重な史料です。

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伊那の古城 改訂版

伊那の古城 改訂版
著者:篠田徳登
出版社:ほおずき書籍
発行日:1971年3月初版、2010年9月改訂版
ページ数:379P
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「著者のライフワークとして昭和39年から『伊那毎日新聞』に連載されていた「古城物語」を集成。羽場城、松島城、上ノ平丸山城など、上伊那地方にある古城の歴史をまとめた城塞記録史。著者による挿画も豊富に掲載。〔初版:伊那毎日新聞社 1971年刊〕」
旧版より文字が大きくなっているそうな。初版発行時期の特徴として文章中心ですが、随所に挿入されているイラストに味がありますね。著者自らが現地をめぐって集めた情報ということだけあり、とても詳細な城案内となっています。伊那地域の城に興味ある方は持っていて損はないですよ。
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まぼろしの古城 小谷城址

まぼろしの古城 小谷城址
発行・著者:森本一雄
発行日:1979年4月15日
ページ数:38P
定価:800円 自費出版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
前作「飛騨の城」(昭和43年刊)で調査不十分であった、小谷城址、忍城址、塩屋城址の三城について、著者がすすめてきた調査結果を小冊子としてまとめた本である。「飛騨の城」の補遺編として、その内容は飛騨の城跡調査に有用なものになっている。

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飛騨の城 記念号「金」編

飛騨の城
発行:濃飛展望社
発行日:1968年8月1日
ページ数:286P
著者:森本一雄
定価:500円 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「全飛騨に散在するほとんどの城址をこの一編に収録した貴重な史料である」
本書は濃飛展望に毎号掲載された「飛騨「城」記」を再編集したものである。古い本であるが、飛騨地方の城郭に関する本は数が少ないので、とても参考になります。雑誌社の編集とあってか、単行本としてはめずらしく当時の広告が数ページ載っていて、意外に興味深いです。

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鳥坂城を何処か 板額御前

鳥坂城を何処か 板額御前
発行:北日本美術
発行日:1983年11月3日
ページ数:32P
著者:斎藤七郎
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「越後平家の本拠地、鳥坂城は何処か・・・このことは、長年の命題であり、史家の論争するところであったが、『続 平家物語』著者角田文衛氏によって、終止符をうたれ定説化されたようである。」
鳥坂城は何処か?、その命題に向けて関連する史料を羅列している、どこが史料でどこが著者の見解なのかわかりにくいが、丹念に解読する手立てを準備している本と思えば使える本である。

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稿本村上雑記

稿本村上雑記
発行日:1973年9月15日
ページ数:56P
定価:不明
解読編集:鈴木鉀三
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この本の原本は瀬波の西奈弥神社宮司吉田牧夫先生の御所蔵です。原本は表紙とも三十六丁、コヨリ綴りで縦八寸二分横五寸七分程。いつの頃に書き写したのかは不明です。一冊の本から写したものでもないようです。これを作るに当っては、原本の雑然とした排列を年代順にならびかえました。」
本書は、新潟県村上について、慶長から正徳に至る百十余年の間の城主、古城名、村内で起こった出来事など雑多に書き記されている。製作時期や著者も不明であるので第一級史料とまではいえないが、貴重な記述も多いようである。