歴史魂 創刊号 2010年12月号

歴史魂 創刊号 2010年12月号 歴史魂 創刊号 2010年12月号
発行:アスキー・メディアワークス
発行日:2010年12月6日
ページ数:168P+付録コミック80P
定価:680円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「義のためか?それとも野心か?日本の行く末が決まるであろう天下分け目の戦いで、石田三成は何を求めていたのか?重要なのは、20万石に満たない大名が250万石の大大名と日本を二分する戦いを繰り広げたことである。小説、映画、ドラマなど多くの作品で悪役として描かれることも多い石田三成であるが、だからこそ我々歴史魂編集部では、「最強最大の大名=徳川家康に命がけのケンカを挑んだ硬骨漢」として三成をとらえ、その生き様に追っていきたい。」
新しい歴史雑誌かと思いきや、ゲーム特集やコミックなど?あれ・・・・と思ったら電撃シリーズを出版する出版社だったんですね。付録のCDは銀河万丈氏による「桶狭間」、自分にはギレン・ザビによる演説に聞こえます・・・・
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近江が生んだ知将 石田三成 淡海文庫44

近江が生んだ知将 石田三成 淡海文庫44
出版社:サンライズ出版
発行日:2009年3月
ページ数:215P
著者:太田浩司
定価:1,260円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「直江兼続の盟友・石田三成。彼は単なる「忠義」の臣だったのか? 戦国の構造改革をなし、家康と戦った真の理由とは? 新出文書などに目配りしながら、新たな三成像に迫る。」
最近敗将を見直す動きがあるが、本書も石田三成を再評価することに一役買うであろう。
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石田三成と直江兼続 CG日本史シリーズ20

石田三成と直江兼続 CG日本史シリーズ20
出版社:双葉社
発行日:2009年6月
ページ数:50P
定価:980円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「戦国最高の英知と目された石田三成と直江兼続の密約とは? 三成と羽柴秀吉との出会いから、兼続との親交、2人の盟約が挫折した関ケ原合戦での敗戦までを、CG再現を交えながら解明する。 」
多くのCGで毎号楽しませてくれる本シリーズですが、今号では「三成と兼続」を取り上げています。NHK大河ドラマに合わせた非常にタイムリーな内容ですが、最近少なくなっていた城のCGが今号では多く掲載されています。やはりCGはイメージがしやすく、見ていて楽しいものですね。
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石田三成

石田三成
出版社:新人物往来社
発行日:1975年5月10日初版
ページ数:219P
著者:安藤英男
定価:1,300円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「豊臣秀吉の恩遇にこたえ、大敵・徳川家康に挑戦し、天下分け目の関ヶ原役で、家康の心胆を寒からしめた三成。部下を愛し、節義を重んじた英雄の真情を描く。」
新人物往来社の武将や一族にフォーカスする一冊。本書では「石田三成」に歴史的事実から迫る。本書の後に新版を発行しているがそちらも絶版。最近は一族や子孫に関しての著書があるが、やはり当人の再販を望む。
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石田三成とその子孫

石田三成とその子孫
出版社:新人物往来社
発行日:2007年12月初版
ページ数:233P
著者:白川亨
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「関ヶ原の戦いの後、『責任はすべて自分にある』として死に就いた石田三成。家康は三成の子を出家を条件に助命した…。義を貫いた三成と、徳川幕府の諸侯の保護を受けていた三成の子孫の足跡を描く。」
石田三成に関して多数の著書のある著者が二十年の研究成果を締めくくるのが本書である。歴史的敗者である石田三成の子孫の研究は資料も乏しく困難であっただろう。子孫たちの処遇から徳川家康などの心中を推し量ろうという方法は今までになかった主張で面白い。
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没後四百年特別展覧会 石田三成 -秀吉を支えた知の参謀-

没後四百年特別展覧会 石田三成 -秀吉を支えた知の参謀-
編集・発行:長浜市長浜城歴史博物館
発行日:1999年10月初版
ページ数:95P
定価:1,000円(5%税込) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「三成は関ヶ原合戦で徳川家康に対抗した人物であるため、ゆかりの史料も散逸し、江戸時代にあっては意図的にその人物像が歪められて伝えられてきました。この展覧会は、来年の没後四百年に先立って、三成の生涯と仕事を、史料に従って正確に評価しようとするものです。これによって、日本の歴史の中で、三成がいかに偉大な業績を残したかを、再認識していただければ幸いです。」
平成11年度秋季特別展の図録。本書は長浜城歴史博物館で購入できますが現在は品切れで、古書でようやく入手しました。
長浜市長浜城歴史博物館ホームページ

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石田三成と佐和山城址 東山の史蹟と景勝

石田三成と佐和山城址 東山の史蹟と景勝
編集・発行:彦根石田三成公顕彰会 元彦根図書館長 北野源治
発行日:1974年8月初版
ページ数:217P
定価:500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本冊子も版を重ねて来ましたが、今回更に稿を補足して顕彰に幾分でも役立てようと考えた次第です。今回、島津藩と関係深い高宮町小林家から興味ある資料を提出して下さったので追加記述とした。彦根の東山一帯が史蹟と景勝に富める観光地であることを広く認識してほしいとの念願から今回、本冊子に付加することにしました。更に『彦根の昔と今』に関して簡単ながら人口の変動と町名の変移を記述して参考の資料とした。」
前回の同名書「石田三成と佐和山城址」から10年経ってかなり内容を追加・補足して、石田三成公顕彰会の発行として完成形となっている。現在入手が非常に困難、また高価なのであるが、全体に焼けが強く残るものの地元古本屋で偶然にも安く入手することができた。文章は口語調に改められて前書に比べ非常に読み易くなっている。文字が大きめなので文章量はそれほど多くない。

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特別展覧会 石田三成 第二章 -戦国を奔走した秀吉奉行-

特別展覧会 石田三成 第二章 -戦国を奔走した秀吉奉行-
編集・発行:長浜市長浜城歴史博物館
発行日:2000年10月初版
ページ数:95P
定価:900円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今年は、坂田郡石田村出身の石田三成が没して四百年になります。また、三成が西軍の主将として戦った関ヶ原合戦四百年の記念すべき年であります。今回の特別展では、東奔西走する三成の姿を活写します。その中から、秀吉政権の内政・外交をかじ取りした彼の姿が見えてくると思います。三成への真の評価は、秀吉のもとで新たな国家の枠組を創った点に求められるのです。」
平成12年度秋季特別展の図録。本書は長浜城歴史博物館で購入できます。
長浜市長浜城歴史博物館ホームページ

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新修彦根市史 第一巻 通史編古代・中世

新修彦根市史 第一巻 通史編古代・中世 新修彦根市史 第一巻 通史編古代・中世
発行・編集:彦根市
発行日:2007年1月初版
ページ数:713P
定価:5,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
ようやく刊行が始まった通史編です。古代から関ヶ原前の中世まで収録されている。宣伝用ちらしは石田三成ですが、三成の部分は数ページです。彦根城下町検定の勉強として中世編は目を通しておくのがよいでしょう。最新の市史としては、モノクロページ、年表もなし、付図もなしと少し寂しいです。
内容を確認したい場合は、キャッスルロードの夢京橋あかり館で読むことができます。市役所か彦根市内の書店で購入できますが、休日の場合は彦根城博物館でも購入できます。
彦根市史刊行一覧ホームページ

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