特別展 家康と尾張徳川家

特別展 家康と尾張徳川家
編集:徳川美術館
発行:安城市歴史博物館
発行日:1995年2月18日
ページ数:61P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
平成7年2月18日から3月26日まで安城市歴史博物館で開催された特別展の展示図録。尾張徳川家が所蔵していた多くの道具類などから、56点が大きめの写真で掲載されているところがいいですね。

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徳川家康の詰め将棋 大坂城包囲網

徳川家康の詰め将棋 大坂城包囲網
出版社:集英社
発行日:2009年1月初版
ページ数:206P
著者:安部龍太郎
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「姫路城、名古屋城、彦根城、伏見城、伊賀上野城…。これらの城郭は、豊臣家との全面衝突を避けた徳川方による大逆転の布陣だった。大坂夏の陣に至る15年間を、家康の『詰め将棋』に見立てた画期的な論考。 」
家康による対豊臣大名包囲網の話は有名な話であるが、本書にはその城も取り上げるかという意外が城も候補として取り上げている。著者の主張が強く現れているので、歴史小説として楽しむのがいいかも。
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長久手の戦

長久手の戦
編集・発行:長久手町教育委員会
発行日:1987年12月16日
ページ数:24P+折込地図2枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
長久手の戦いについて、地元長久手町により編集された小冊子である。長久手の戦いというと秀吉VS家康という大きな構図であるが、本書では秀吉に組して壊滅的被害を被った池田家についても焦点をあてて戦いの経緯を解説している。巻末の折込地図「東西両軍勢力開戦前形勢概見図」「長久手付近東西両軍之戦闘図」も面白い。

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家康の父親は武田信玄だった!

家康の父親は武田信玄だった!
出版社:ぶんか社
発行日:2006年11月初版
ページ数:270P
著者:武山憲明
定価:657円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「徳川家康はなぜ妻の築山と長男の信康を殺したのか?団結力の強い三河武士団が一向一揆とともに真っ二つに割れて争ったのはなぜか?家康が三方ヶ原で武田軍に無謀な突撃を仕掛けたのはなぜか?なぜ武田信玄の嫡男であった義信が謀反を起こさなければならなかったのか?数々の徳川・武田両家に横たわる歴史上の謎を斬新な新解釈で読み解き真実の日本史に迫る!!巻末特別検証『上杉謙信は女だったのか?』付き。」
そんなのあり得ないと最初は思うのだが、テレビの歴史ミステリー紹介番組でも紹介され、全くあり得ない話でもないかな?と思えてくるから不思議です。歴史好きな方、息抜きにどうでしょうか?
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図録 大徳川展

図録 大徳川展 図録 大徳川展
編集・発行:「大徳川展」主催事務局、東京国立博物館
発行日:2007年10月10日
ページ数:286P
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「徳川将軍家、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家をはじめ、久能山・日光・尾張・紀伊・水戸などの東照宮に伝えられてきた門外不出の品々および美術、歴史資料として貴重な宝物300余点が、史上初、一堂に結集。」
東京国立博物館で平成19年10月10日から12月2日まで開催された「大徳川展」の展示図録。会場は平日でも大勢の人でゆっくりと見ることが困難であったため、展示図録でたっぷり堪能したいところではあるが、大きさや色彩など実物に勝るものはない。
大徳川展ホームページ
※開催終了後は閉鎖されていることもございます。

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長久手合戦 完

長久手合戦 完
発行:服部書店
発行日:1917年10月初版、1930年10月再版
ページ数:63P
著者:浅井祥雲
定価:15銭(当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
長久手合戦について書かれたもの。著者は愛知郡会議員かつ新愛知新聞記者であったようだ。本文の前後に地元企業の広告が入っているのが、当時の刊行慣習なのか、雑誌扱いなのか不明であるが、実におもしろい。

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長久手町史 資料編六 中世 長久手合戦史料集

長久手町史 資料編六 中世 長久手合戦史料集
発行・編集:長久手町
発行日:1992年10月初版
ページ数:1186P
定価:5,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
地元自治体による長久手合戦に関する文献を収録した史料集。文献が中心なので、ほとんど絵図がない。これだけの文章を読みこなすのは相当に骨の折れることであるが、長久手合戦研究には必携の一冊。
町役場、郷土資料館のほか、郵送でも購入できる。
長久手町史刊行物一覧ホームページ

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東京時代MAP 大江戸編

東京時代MAP 大江戸編
出版社:光村推古書院
発行日:2005年10月初版
ページ数:109P
著者:新創社
定価:1,700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「歴史は縦に堆積する。しかし、それは静かにではなく、常に古きものの破壊と新しきものの創造という荒々しいかたちで行われます。いま現在の日本でそのことを最も強く実感させる都市空間は東京をおいてほかにありません。太田道灌が切り拓き、徳川家康が本格的に作り出した江戸という町は、当初江戸城を中心に極めて精緻に区画された計画都市であり、その規模は現在に比較すれば相当にこじんまりとしたものでした。それが江戸260余年の歳月を経て膨張し、明治維新を契機に名実ともに、政治・経済・文化の中心となるに及び、拡大に継ぐ拡大を繰り返し、ついに今の巨大都市空間に変貌を遂げました。」
江戸時代の東京の地図に半透明の現代地図を重ねて、地域の変貌の様子を楽しむようになっている。地図好きや江戸時代好きにはおすすめの一冊です。
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江戸城 四海をしろしめす天下の府城 [歴史群像名城シリーズ7]

江戸城 四海をしろしめす天下の府城 [歴史群像名城シリーズ7]
出版社:学習研究社
発行日:1995年6月初版、2000年3月新装版
ページ数:143P
編集:碧水社
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
歴史群像名城シリーズ第7弾。前半はイラストと写真がカラーで多く載っており、後半は読み物となっている。江戸城の入門書としてはこれ1冊で十分であろう。現在入手が困難なのが残念。
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よみがえる江戸城 歴史群像シリーズ・デラックス1

よみがえる江戸城―徹底復元 天下の巨城の全貌 歴史群像シリーズ・デラックス1
出版社:学研
発行日:2005年9月初版
ページ数:143P
監修:平井聖
定価:2,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
同社の「よみがえる日本の城」シリーズのデラックス版として発刊されている第1弾。江戸城をCGを使用して再現している。見せるページが多いので眺めていると飽きないが、巨大な江戸城の解説書としては少し不足感というか、物足りなさを感じる。
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