長久手合戦 完

長久手合戦 完
発行:服部書店
発行日:1917年10月初版、1930年10月再版
ページ数:63P
著者:浅井祥雲
定価:15銭(当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
長久手合戦について書かれたもの。著者は愛知郡会議員かつ新愛知新聞記者であったようだ。本文の前後に地元企業の広告が入っているのが、当時の刊行慣習なのか、雑誌扱いなのか不明であるが、実におもしろい。


[目次]
古戦場実測地図
発端 附徳川、羽柴の両軍勢
池田信輝犬山城を奪略す
羽黒の戦闘
羽柴秀吉の出動と東西二軍の対抗策
西軍岡崎攻の途に出る
東軍の追走
岩崎の落城
白山林の戦闘
檜ヶ根の戦闘
東軍の籌略
西軍の詭謀
佛ヶ根の激戦
森長可の殞命
信輝の戦死
之助の討死と輝政の戦傷落
家康の凱旋と秀吉の出兵
終結