二条城にはふたつ天守閣あり

二条城にはふたつ天守閣あり
出版社:大龍門書店
発行日:2000年11月初版
ページ数:144P+附図5枚
著者:永井太一郎
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「織田信長が築いた幻の二条城や、二条城の二つの天守閣である初代家康の天守閣と二代秀忠・三代家光の天守閣について、二条城のあらまし、二条城の建物などを写真や図を交えて解説する。」
貴重な絵図や古文献が掲載されているが、内容の理解は読者次第というところか。
この書籍をAmazonで購入する


[目次]
序章 旧二条城
 一、旧二条城 織田信長が築いた幻の二条城
 二、旧二条城 南北縦の石垣発掘調査
第一章 初代家康の天守閣について
 一、二条城普請に参加した大名ならびに諸将
 二、天守閣の工事
 三、建築材料の入手
 四、その後の天守
 五、慶長期記分
第二章 二代秀忠・三代家光の天守閣
 一、秀忠・家光の天守閣について
 二、天守閣の石垣普請について
 三、天守閣の工事
 四、天守閣の外容
 五、建築材料の入手
 六、その後の天守
 七、寛永期記分
第三章 二条城あらまし
 一、家康創建の二条城
 二、秀忠・お江与・和子の入内
 三、秀忠・家光の行幸
 四、将軍家光の時代
 五、二条城の支配
 六、地震と火事 幕末最後の二条城
 七、現在の二条城記分
第四章 二条城の建物
 一、二の丸御殿の障壁画と欄間彫刻
 ニ、外構え
 三、内構え
 四、建造物移築
あとがき
附図
図1 二條御城絵図
図2 淀城天守閣の根石平面図と云うことは二条城創築の天守閣根石平面図
図3 淀城天守台の平面図と云うことは創建の二条城の天守台の平面図
図4 初代慶長期時代 家康の二条城天守復原立面図(東面)
図5 二代目寛永期時代 秀忠・家光の二条城天守復原立面図(西面)