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発行・編集:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2007年3月初版
ページ数:220P
定価:1,430円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回刊行したのは、『加賀八家』と呼ばれる加賀藩前田藩の重臣、横山家に所蔵された史料調査の報告書です。横山家は、金沢城代をつとめる家柄でもあり、城の管理維持につとめた城代の家にふさわしい良質の金沢城図を数点所蔵されております。中でも『御城中壱分碁絵図』は江戸後期の代表的な金沢城絵図であり、いろいろな著作や図録等で幅広く利用されております。この絵図調査が機縁となり、平成十六年、横山隆昭氏のご好意により、ご所蔵の史料を調査してほしいとの依頼があり、この三年間、史料目録の作成を行うとともに、重要な古文書は解読し、関連の史料調査などを行いました。調査の終盤では、調査結果を踏まえ、金沢城との関連や横山家の藩政に果たした役割などについて考察を進め、その成果は研究編に掲載しました。」
金沢城史料叢書としては5冊目。加賀八家(幕府でいうところの老中)の横山家に伝わる古文書類の調査報告書となっている。特に金沢城代を歴代勤めたことから城代の役割に関する史料が多いようだ。
石川県行政情報サービスセンター有償刊行物一覧
投稿者: Tadashi
金沢城跡Ⅱ 三ノ丸第1次調査 金沢城史料叢書4
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発行元:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2006年3月初版
ページ数:132P
定価:1,820円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、金沢城跡三ノ丸第1次調査の発掘調査報告書である。市販されることを考慮してか、図版にはカラーのものも含まれ、また調査区域に絵図を重ねてみた図を表示して、穴がどういう建物位置にあるものかをわかり易く提示するなど、一般的な発掘調査報告書とは違った手法を試みている。
本書の調査は1998年であり、「金沢城跡Ⅱ」となっていることから、「金沢城跡Ⅰ」があるのだろうと調べてみたが、1999年の三の丸第2次調査と新丸第2次調査の発掘調査報告書がそうらしい。年度に逆転があるが、市販されたのが1998年度のものであることから、今後「金沢城跡Ⅰ」に掲載された調査を含めて刊行があるのかが気になる。
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金沢東照宮(尾崎神社)の研究 金沢城史料叢書3
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発行元:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2006年3月初版
ページ数:180P
定価:2,180円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢城研究調査室では平成14年度から、20年にわたる金沢城の総合研究を開始し、その成果は『金沢城史料叢書』として順次公刊されている。本書は、三冊目の調査報告となる。金沢城調査研究建造物専門委員会は、平成14年以来、金沢城研究調査室と共に、金沢城関連の建物遺構や城内の建具・部材のほか意匠や工匠についても調査・研究にあたっているが、現存する石川門・三十間長屋・鶴丸倉庫の現況調査とともに城外移転建物の調査を実施した際、尾崎神社が創建当時の様相をきわめてよく留めていることを再認識し、総合調査の必要性を痛感したところである。本書でとりあげた尾崎神社は、その前身が寛永20年(1643)、金沢城北ノ丸に『御宮』として創建された金沢東照宮である。」
金沢城創建当時の唯一の建造物である尾崎神社について、初の本格的な調査報告書。装飾や留具が復元を目指している金沢城二の丸御殿の参考になるとして一躍注目を浴びるようになってきたが、本誌巻頭に数ページであるが収められたカラー写真で見ると、実に美しく、保存状態も良いのが分かる。
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高岡開闢由来記・高岡町由緒聞書 高岡市古書古文献シリーズ第三集
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発行:高岡市立中央図書館
発行日:1996年3月初版 (底本:1924年)
ページ数:14P
編集:高岡文化会
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
古文献を写真印刷して復刊する高岡市の古書古文献シリーズの一冊である。本書は高岡開町から明治初期までの事象を簡潔に説明する「高岡開闢由来記」と、各町会の由来について説明する「高岡町由緒聞書」から成る。
本書は高岡市立図書館(3F)で購入することができる。見本誌も置いてあるので内容を見てからの購入も可能である。高岡駅南口の市立駐車場を利用すると1時間の駐車料サービスを図書館で受けられる。
高岡市立中央図書館 刊行物紹介ページ
高岡古城志 高岡市古書古文献シリーズ第五集
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発行:高岡市立中央図書館
発行日:1999年3月初版 (底本:1939年)
ページ数:96P
著者:増山安太郎
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
古文献を写真印刷して復刊する高岡市の古書古文献シリーズの一冊である。本書は珍しい高岡城に関する歴史をまとめたものである。高岡城は加賀前田藩2代藩主利長の隠居城として築城され始めたが、完成をみることなく廃城となった経緯がある。
本書は高岡市立図書館(3F)で購入することができる。見本誌も置いてあるので内容を見てからの購入も可能である。高岡駅南口の市立駐車場を利用すると1時間の駐車料サービスを図書館で受けられる。
高岡市立中央図書館 刊行物紹介ページ
金澤城址案内
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発行・編集:金沢大学
発行日:1951年11月初版
ページ数:32P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「加越能百万石の藩政の本拠として三百年、廃藩後第九師団の軍事基地として八十年間、一般人に対してオフ、リミットであった金沢城も、終戦とともに開放せられ、市民リクリエーションのセンターにしてはどうかの意見もあったが、結局、金沢大学のカンバスとして文化国家建設の脚光を浴びるに到ったことは、それが城であるだけに、封建的武力的旧日本から民主的文化的新日本への転換を如実に表示している点で、誠に意義深いものがあると思われる。武装を脱いだ金沢城はその旧建物、石垣、堀すべてに歴史があり伝説がまつわっている。それらについて一通りの認識を持つことは、史蹟保存の意味で重要なことと思われるので、金沢城址の案内記を本学図書館員高橋喜一氏に委嘱してこのパンフレットを編纂せしめたのである。」
金沢城跡が金沢大学のキャンバスとして使用されるようになってから、学内の職員や学生に対しての啓蒙を目的として編集されたようである。当時発行されていた文献を参考にまとめたもので、目新しいものはないが、各所において簡潔に説明されている。本文の3分の1を金沢城の設計者とされる高山右近伝に当てているのは、初代藩主前田利家を解説する一般的構成とは違い面白い。
金沢市前田氏(長種系)屋敷跡
侍屋敷土塀の系譜と現状 -金沢市内における- 金沢市文化財紀要2
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発行・編集:金沢市教育委員会
発行日:1973年6月初版
ページ数:64P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「都市機能の近代化という目的から、新しい道路が開かれ、古い町並の改善が進められています。市民生活の内容が豊富になるにつれて、それに適合した生活文化の場が求められるのが当然の帰結といえましょう。金沢市は、明治以降の戦災や天災などの破壊を被らなかった、数少ない城下町ですが、私達が祖先からうけついだ、豊かな歴史のあしあとを、次代に継承してゆくことも、また我々に課せられた重大な責務であります。開発と保存の接点に置かれている文化財は数多く、これらを保護し、開発との調和を計ることが文化財行政の最も重要な課題となっております。とくに武家屋敷の土塀は、城下町『金沢』の姿を特徴づける代表的なものであり、その姿を失なうことは、まことに憂慮すべきで、保存対策の強化を迫られているものの一つであります。こうした侍土塀の系譜をひく残存土塀の現状を知ることは、今日の時点できわめて緊要のことであり、ここに市内にのこる土塀の現況について金沢経済大学講師田中喜男氏に調査を依頼した結果が、この172カ所におよぶ記録であります。」
内容は、侍屋敷の土塀に類するものを、「所在」「形態」「形状」「見取図」という項目で報告している。写真は小さくモノクロである。調査からすでに30年を過ぎているので、このすべてが現存しているとも思えないが、保存に向けて再調査の必要があろう。その基礎資料となることは間違いない。
金沢御堂・金沢城調査報告書Ⅰ
岐阜県中世城館跡総合調査報告書 第1集(西濃地区・本巣郡)
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発行・編集:岐阜県教育委員会
発行日:2002年3月初版
ページ数:268P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
岐阜県教育委員会では、開発事業等で旧状が失われることが懸念される中世城館跡について、現状を把握し今後の文化財保護に資するために、平成8年度から国庫補助を受けて分布調査を実施してきました。調査報告書は、県内を西濃地区・本巣郡、岐阜地区・美濃地区、可茂地区・東濃地区、飛騨地区の4ブロックに分けて、平成13年度より順次刊行しています。
教育委員会が編集・刊行したものを、許可を得て岐阜県歴史資料保存協会が増刷したものが市販されていますが、現在第1集は品切れ中です。第2集から第4集を購入してから第1集を古書で探していましたが、ようやく入手できました。今回は保存協会が増刷したほうではなく、教育委員会が発行したものです。状態もそこそこで全4冊揃いました。