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発行日:1973年9月15日
ページ数:56P
定価:不明
解読編集:鈴木鉀三
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この本の原本は瀬波の西奈弥神社宮司吉田牧夫先生の御所蔵です。原本は表紙とも三十六丁、コヨリ綴りで縦八寸二分横五寸七分程。いつの頃に書き写したのかは不明です。一冊の本から写したものでもないようです。これを作るに当っては、原本の雑然とした排列を年代順にならびかえました。」
本書は、新潟県村上について、慶長から正徳に至る百十余年の間の城主、古城名、村内で起こった出来事など雑多に書き記されている。製作時期や著者も不明であるので第一級史料とまではいえないが、貴重な記述も多いようである。
投稿者: Tadashi
春日懐紙 平成21年夏季特別展図録

編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:2009年7月18日
ページ数:36P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「平成21年7月、本館が所蔵する『春日懐紙』17枚が国の重要文化財に指定された。本館所蔵の『春日懐紙』17枚は、そのいずれにも万葉集の筆写が認められる。さらに、そのうちの6枚は、万葉集が筆写された時のままで剥ぎ取りが行われておらず、万葉集(春日本万葉集)の研究においても貴重なものといえる。」
本書は平成21年7月8日から8月31日まで同館で開催されている特別展図録です。この図録は春日懐紙の表と裏の写真を載せて翻刻している。講演会でその重要性を聞くまでは、これのどこがすごいのかわかりませんでしたが、当時のものは写本が多い中で、当時(13世紀)の自筆が残っているのは非常に貴重です。石川県立歴史博物館で購入できます。
石川県立歴史博物館ホームページ
歴史研究2009年6月号 特集 戦国廃城物語
亀の尾の記
尾張の名城 犬山城と名古屋城
掛川城攻防戦と原川大和守関係者の顛末
岩国城
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発行:岩国市観光協会
発行日:1979年3月20日
ページ数:63P
著者:棟安唯夫
定価:400円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「昨今、岩国を訪れる人々から、岩国城や藩政期の岩国について、説明を求められることが多い。それらの人々のなかには、歴史に対して関心をもっておられる人も多く、かなり詳細な質問を受けることがある。そこで、岩国城と近世岩国の歴史について、概略をまとめた解説書の必要を感じていたのであるが、たまたま、そうしたものを書いてみてはどうかという人のすすめもあって、筆を執った次第である。」
岩国城とその城下、城主について簡潔にまとめられたガイドブック。元ネタは岩国市史のようなので、さらに詳しく知りたい人はそちらを参照したほうがよいでしょう。現在販売されていないようなのが残念。
自主研究 金沢城辰巳櫓9 北國TODAY VOL.55
歴史群像 No.96 ペリリュー島攻防戦 イギリス空軍戦闘機ガイド
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発行:学研
発行日:2009年7月6日
ページ数:192P+別冊附録「イギリス空軍戦闘機ガイド」48P
定価:933円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第96号。日本史の注目は「会津戦争」「出羽畑谷城」です。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ

