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出版社:吉川弘文館
発行日:1994年12月初版
ページ数:495P
著者:谷口克広
定価:7,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「信長に関するものを含めて、戦国時代の史料は数多い。しかし、そのうちの大部分はずっと後になって成立した質のよくないものである。正確な戦国時代史を綴るためには、まず良質な史料を選択する、という姿勢を持たなければならない。とかく質のよくない史料に限って一般受けをする内容を含んでいるだけに、この姿勢こそ研究家をフィクション作家と分ける基本的な条件なのである。信長に関する研究は困難が多い。特に家臣団組織などはわからないことだらけである。秀吉ならば、大名帳や陣立書などがいくつも伝わっているし、家康なら『寛政重修緒家譜』をはじめまとまった史料がふんだんにある。だが、信長に関しては、『信長公記』その他の史料に垣間見られる記事を集成しなければ、全体像をつかむことはできない。」
織田信長の周囲に絞った珍しい人名辞典。何よりも出典が記載されているのでより深く調べたいときにも重宝する。現在絶版で、古本でもなかなか入手できないので、ぜひとも復刻してほしい。


カテゴリー: 日本史
日本史諸家系図人名辞典
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出版社:講談社
発行日:2003年11月初版
ページ数:739P
監修:小和田哲男
定価:9,500円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
本書の10大特色
1. 401家の姓氏・家名を五十音順に配列さらに天皇家・6親王家を紹介
2.始祖、家名の由来など平易でわかりやすい家名解説
3.ふりがなつきの名前、藩名・歴代数などを表示した読みやすい、見やすい系図
4. 系図順に並んだ人名解説、系図中の人名約13,500のうち重要人物8,800を項目として収録
5. エピソード、伝説、事件・トピックスなど面白くて話題に富むコラム
6. 人の心をうつ名言・名句、著名人の含蓄ある金言・語録・信条・辞世、「百人一首」など名歌を紹介
7. 歴史を身近に感じる肖像画と絵巻物、今に残る貴重な絵画資料から厳選した写真(モノクロ)を掲載
8. ゆかりのある史跡・菩提所・史書ガイド、記念館・博物館・美術館・資料館・文化財など役だつ情報も充実
9. もっと深く調べたいときの参考文献・系図史料案内
10. 都道府県別諸氏一覧など便利な巻末付録、系図を読むための用語解説、人名索引など使いやすさにも配慮
系図と人名辞典が一緒になった便利な書籍。日本史好きなら一冊は持っていたい本。


歴史群像 No.41 インド洋作戦、「大和」最後の真実
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発行:学研
発行日:2000年1月6日
ページ数:224P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第41号。日本史の注目は「大坂の陣」「戦国水軍」「築城学入門」です。城郭イラストは恒例の戦国の堅城として「信州上田城」、特集として「大宰府」に古代の城「大野城」と「基肄城」が詳細されています。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
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歴史群像 No.40 ハリコフ攻防戦、緊急シミュレート北朝鮮有事のシナリオ Operation5027の全貌
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発行:学研
発行日:1999年10月6日
ページ数:200P
定価:838円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第40号。日本史の注目は「武田信玄三増合戦」「信長・秀吉・家康天下獲りの収支決算」「豊前長野城」「築城学入門」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
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歴史群像 No.39 ガダルカナル奪回作戦、逆襲!山崎決戦
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発行:学研
発行日:1999年7月6日
ページ数:192P
定価:838円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第39号。日本史の注目は「山崎作戦」「桶狭間合戦の真実」「信州真田家二百五十年の大計」「丹波八上城」「戦国安土の歩き方」「築城学入門」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
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歴史群像 No.38 マンシュタイン戦記、突撃砲大研究
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発行:学研
発行日:1999年4月6日
ページ数:200P
定価:838円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第38号。日本史の注目は「武田勝頼奮戦譜」「三河武士団の陰謀」「戦国合戦次第」「田中城」「築城学入門」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
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歴史群像 No.37 小澤治三郎とマリアナ沖海戦、CG再現「大和」完全版
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発行:学研
発行日:1999年1月6日
ページ数:200P
定価:838円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第37号。日本史の注目は「賤ヶ岳合戦」「足軽たちの戦国」「スペシャルインタビュー藤井尚夫」「滝山城」「新幹線の車窓から見える天守一覧」です。今号から「築城学入門」が始まりました。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
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歴史群像 No.36 スマトラ空挺作戦、CG再現航空母艦赤城
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発行:学研
発行日:1998年10月6日
ページ数:200P
定価:838円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第36号。日本史の注目は「石山十年戦争」「徳川家康の大付城戦略」「高天神城」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
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ここが一番おもしろい!戦国時代の舞台裏
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出版社:青春出版社
発行日:2006年11月初版
ページ数:232P
編者:歴史の謎研究会
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『戦国時代』は、日本史のなかで最もドラマチックな時代。だから、この時代を取り上げた小説やドラマには、ハズレが少ないといわれる。NHKの大河ドラマも、戦国時代を舞台にすると、視聴率がハネ上がるという法則がある。ところが、学校の授業ではその面白さを十分伝えてくれないし、小説やドラマは面白いが、主人公とその周辺にテーマが絞られるため、この時代の全貌をとらえることは難しい。そこで、この本の登場である。」
舞台裏が必ずしも面白いとは言えない。むしろ脚色された世間の常識が面白いこともあろうが、世間の常識が事実と異なることがいかに多いことか、という視点で読んでみるととても面白いものがある。


その歴史常識にはウラがある!
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出版社:青春出版社
発行日:2005年11月初版
ページ数:237P
編者:歴史の謎研究会
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「歴史のなかには、誰もが信じている”常識”なのに、『じつはウソ』『誤り』という話が少なくない。たとえば、織田信長の『桶狭間の戦い』。信長は、この戦いで、今川軍を”奇襲”して今川義元の首を挙げたと思っている人が多いだろう。ところが、これは間違い。今川方もそこまで愚かではなく、織田軍の動きをしっかり把握していたのだ。信長は動きを知られたうえで、敵陣を正面攻撃、今川の大軍を破ったのである。他人の話を鵜呑みにしたり、物語で知った話をそのまま信じると、とんだ歴史のウソにだまされることになりかねない。教科書から時代劇まで、歴史の新常識を詰め込んだこの本で、歴史の本当の面白さを発見してほしい。」

