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発行:石川県立美術館
発行日:1983年11月12日
ページ数:81P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「このたび石川県立美術館の開館に伴ない、東京の前田育徳会の所蔵品が展示されるにあたり、『前田育徳会展示室』を設置することになりました。前田育徳会は、加賀藩主であった前田家に伝来した、文化財の数々を永久保存・管理し、又一部の貴重な古典籍を複製頒布することを目的として、前田家十五代当主利為氏によって大正十五年二月二十六日に設立された法人で、設立当初は『育徳財団』と称していたが、昭和十二年十月二日『侯爵前田家育徳財団』と名称を変更、昭和二十四年四月二十五日以後は現在の『前田育徳会』と称するようになりました。」
展示室の開設を記念して、昭和58年11月13日から12月25日まで開催された展示会の図録。今となっては非常に入手が難しいが、古典籍や茶器、能道具、百工比照などすべてカラーで掲載されているのが貴重である。
カテゴリー: 城郭
茨城県指定文化財 土浦城址内 櫓門保存修理工事報告書
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発行:土浦市教育委員会
発行日:1985年3月31日
ページ数:122P+図版39P
編集:建築文化振興研究所
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「このたび、土浦のシンボルとして親しまれてきました土浦城址内の櫓門の解体修復が竣工し、倍旧の輝きを増して市民の皆様にお目見得することができました。『土浦城址及櫓門』として昭和二十七年に県文化財の指定をうけましたが、このたび老朽化が進んだことにより県のご指導、ご援助をいただき、修復工事を行ったものであります。この城門は、二階に太鼓を置き、城下に時刻を知らせたことから、別名で『亀城の太鼓やぐら』とも呼ばれ、古くから町の人々の生活に役立ち、親しまれてまいりました。時を経て、今日では城址とともに市民の誇りでもあります。」
書評:
発掘調査とともに修復工事は新たな発見がよくある。本書でも旧礎石や墨書修理銘など新発見がいろいろとあったことが報告されている。
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棚木城跡遺跡詳細分布調査報告書
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発行:能都町教育委員会
発行日:1991年3月30日
ページ数:40P+図版8P
編集:棚木城跡発掘調査団
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回、昭和63年度から平成2年度の3年間にわたり棚木城跡詳細分布調査が実施され、これまで、文献や伝承などでしかその存在を図り知ることができなかったのでありますが、ようやくその確かな存在と範囲が学術的に立証されたのであります。雄大な海と緑の大地は、先人から受け継いだ私たちの貴重な財産です。20数キロメートルに及ぶ海岸線と、培われてきた文化遺産を生かしながら、ブルーコースト整備事業による自然豊かな郷土づくりを進めています。特に、棚木城跡がある遠島山公園地区は、城跡としてふさわしい生涯学習の場として、風光明媚な自然を再生し、文化・芸術機能を集積して、自然とふれあいを求めた新たな活動の場の整備の計画を推進してまいりたいと思っております。」
石川県棚木城跡の唯一の公式な調査報告書。棚木城を歴史の表舞台に登場させる棚木城合戦についても紹介されている。本書は図書館で借りて、一部コピーを所有している。
穴水城跡調査概要報告書
富山県上市町 弓庄城跡第5次緊急発掘調査概要
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発行:上市町教育委員会
発行日:1985年3月30日
ページ数:26P+図版45P
編集:上市町教育委員会、富山県埋蔵文化財センター
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上市町では町の南部、柿沢・舘地内において行われた団体営ほ場整備、並びに、県営ほ場整備に先立ち弓庄館城跡の発掘調査を実施しました。城跡は古くからの言い伝えや付近で採集される遺物などからその存在は認められていましたが、本丸跡を中心とする地域だけがその範囲であると考えられてきました。ところが発掘調査の結果、その範囲は南北約600m東西約150mの大規模なものであることがわかりました。また出土遺物が鎌倉時代から室町時代までの長期間にわたるところから、築城以前にすでに人々の生活がこの地で営まれていたことが明らかになりました。調査は昭和55年から本年昭和59年までの5ヶ年を費し終了しましたが、この間に掘り出された資料が上市町及び富山県の歴史を物語るものとして活用されれば幸いです。」
弓庄城の発掘調査最終年の報告書。5年分の総まとめがされている。4年目同様図版が充実しています。
富山県上市町 弓庄城跡第4次緊急発掘調査概要
富山県上市町 弓庄城跡緊急発掘調査概要
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発行:上市町教育委員会
発行日:1981年3月31日
ページ数:21P+付図1枚
編集:酒井重博、神保孝造、橋本正春、奥村吉信、高慶孝
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、団体営ほ場整備事業に伴う、富山県中新川郡上市町弓庄城跡の発掘調査概要である。また、調査は、昭和55年10月14日から11月14日の第1期調査と、昭和55年12月4日から12月26日の第2期調査に渡った。」
5ヵ年に渡る弓庄城の緊急発掘調査報告書の初年度。短期間の調査であるが、多くの遺構・遺物が発見され、報告されている。トレンチの場所は、「土肥家記」(金沢市立図書館蔵)の「弓之庄古城之図」を参考にしたそうだが、ほぼそれに合致した場所に遺構が出てきている。
末森城跡 測量・発掘調査報告書
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発行:押水町教育委員会教育課
発行日:1989年3月31日
ページ数:80P+図版26P
編集:末森城跡調査団
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「加賀百万石の基礎づくりの一端をなした末森合戦が展開された能州末森城は、かねてより、町内外の多くの方々よりその調査が強く望まれていたところでありますが、この度、国・県の補助を受け四か年の『末森城跡発掘調査事業』として遂行され、今回調査報告書を刊行することとなりました。」
昨年度「末森城等城館跡群発掘調査等報告書」として本書の内容もまとめられているが、本書では発掘調査の報告だけではなく、付章としての論文がなかなか力が入っている。
本書は入手できなかったので、図書館で借りて一部コピーを所有しています。
川中島合戦かるた
吉里悟郎作品集 戦国ロマンの里 -松代・川中島めぐり-
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販売:おやきや総本家
販売日:不明
定価:840円(5%税込) たぶん
オススメ度:★★★☆☆
淡いタッチで描かれた松代周辺の観光スポットの絵葉書8枚セット。真田宝物館前のおやきや松代店(旧松代観光観光センター)で購入できます。
おやきや松代店