黒河西山遺跡発掘調査報告

黒河西山遺跡発掘調査報告
編集・発行:小杉町教育委員会
発行日:1989年3月初版
ページ数:26P+図版14P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「富山県のほぼ中央部に位置する小杉町南部の射水丘陵は、県下でも埋蔵文化財が最も集中する地域として知られております。この地域は、北陸自動車道小杉インターチェンジ・小杉流通業務団地・県民公園太閤山ランド・都市計画街路等の開発事業に先立って埋蔵文化財の発掘調査が実施されております。本書に収録した黒河西山遺跡は、射水丘陵地帯と平野部の接点に位置する遺跡です。この調査で、奈良時代から平安時代の炭焼窯・須恵器窯の遺構が確認され、周辺地域の生産遺跡との関連を知るうえでの貴重な資料といえるでしょう。」

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脇方谷内出中世墓 氷見市埋蔵文化財調査報告書第31冊

脇方谷内出中世墓 氷見市埋蔵文化財調査報告書第31冊
編集・発行:氷見市教育委員会
発行日:2000年5月初版
ページ数:28P+図版4P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「氷見市街地からほぼ真北の方角に見える石動山は、付近に比肩する山がなく、四周山麓ならびに海上はるかより仰ぎ見ることができ、古代・中世・近世と、幾多の変遷をたどりながらも、北陸を代表する山岳信仰遺跡のひとつとして、あがめられてきました。石動山の大部分は石川県鹿島町に含まれますが、氷見地域も大きな影響を受けており、それを今に伝えるものとして、市内各所に数多くの残された中世石造物があります。石動山麓に位置する脇方谷内出中世墓も、そうした石造物が残された場所として、古くから知られておりましたが、このたび急傾斜地崩壊防止工事に伴って、発掘調査を実施しました。」
石動山信仰遺跡のひとつとなる中世墓の発掘調査報告書です。中世の墓の一形態を知ることができる。

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富山県東砺波郡井波町 高瀬遺跡発掘調査報告書

富山県東砺波郡井波町 高瀬遺跡発掘調査報告書
編集・発行:井波町教育委員会
発行日:1996年3月初版
ページ数:16P+図版12P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「昭和46年4月に文化庁による高瀬遺跡が発掘調査され、北陸で初めての木簡の出土、平安時代初期の砺波郡主政中臣『家成』の墨書土器の発掘、荘園荘所と集落の同時検出など、貴重な発見が相次ぎ、荘園遺跡としては我が国初の国指定史跡となりました。この度、高瀬保育所の建設に伴い、高瀬遺跡周辺の発掘調査を実施する運びとなりました。」
発掘では溝や土坑が発見され、古代の遺物も多数発見されたようです。

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医王山文化調査報告書 医王は語る

医王山文化調査報告書 医王は語る
発行:福光町
発行日:1993年3月初版
ページ数:448P
編者:医王山文化調査委員会
定価:非売品
オススメ度:★★★★☆
書評:
「富山県の最西部、石川県金沢市との境に位置する医王山は、古くより泰澄開山の山として人々に崇められてきた霊山であります。しかし、往古四十八か寺三千坊があり、山岳宗教のメッカであったと今に伝えられているほどには、その様相は明らかではありません。今回行われたこの調査事業は、町民の強い要望により、ふるさと創生事業の一環として我々の心の故郷再発見とも言うべき医王山山岳宗教の解明、また人々が山から受ける恩恵の数々、そこから派生する文化を究明しようとするものであり、当町のような規模の自治体では、行われることが稀な学術的総合調査事業であります。」
石川県金沢市と富山県南砺市(旧福光町)にまたがる医王山に関する唯一の調査報告書。遺物、歴史に留まらず地質、自然、宗教、民俗と多方面に渡る結果が掲載されている。すでに発行自治体はなく、入手しにくいのが残念だ。

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金沢市歴史のまちしるべ案内 金沢市文化財紀要38

金沢市歴史のまちしるべ案内 金沢市文化財紀要38
発行:金沢市教育委員会
発行日:1983年3月初版
ページ数:102P
編者:金沢市教育委員会文化課
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢市では、旧町名等とその歴史的由来を市民共有の貴重な財産として後世に継承するため、特に由来が顕著で市民に親しまれているものを選び、わたしたちの町々に標柱設置により標示する『金沢市歴史のまちしるべ標示事業』を市制九十周年記念事業の一つとして昭和五十四年度から継続実施してきました。この案内書では五十七年度までに設置した九十五箇所九十四基をご紹介します。」
石川県金沢市内の標柱について、名の由来と位置を紹介している。この本を携帯しながら標柱めぐりをすることは予想以上に金沢検定の勉強になるかもしれない、と思う。

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金沢まちなみそぞろ歩き 城下町風情を訪ねて

金沢まちなみそぞろ歩き 城下町風情を訪ねて
発行:金沢市
編集:金沢市文化再発見編集委員会
発行日:2001年3月初版
ページ数:70P
著者:増田達男
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢に限らず街を知ろうとするならば、最も分かりやすい方法は、実際に自分の足で歩いてみることだろう。そのつもりで本書も構成されている。」
どういう経緯で配布されていたものか分からないが、観光客が街を歩くポイントをまとめたガイドブックとして金沢市が作成・配布したものであろう。フルカラーで見やすく、縦長のサイズが持ち歩くにちょうど良い。

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金澤城 -その自然と歴史-

金澤城 -その自然と歴史- 金澤城 -その自然と歴史-
発行元:金沢大学生活協同組合出版部
発行日:1967年6月初版、1968年10月再版
ページ数:68P
編者:金沢大学金沢城学術調査委員会
定価:120円(再版、当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本調査(金沢城発掘調査)に先立って、こうした概説をつくるのは少々気がひけるが、いちおう既得の資料を基にしてまとめてみた。そのため、問題のあると認められるものは省略して厳正を期したが、もとより完全なものとは称しがたい。将来の調査の結果、修正を加える部分もあるかも知れないということを、おことわりしておく。しかし、自然の事物に至るまでを、このような小冊子にとりいれたことは、他に類書はなかろうと自負しているしだいである。」
金沢城内にキャンパスがあった頃に学生に対し、キャンパスの由来を説明するガイドブックとして発行されたものである。長年探していて、初版本と翌年の再版本を同時に市内の古書店で発見したのだが、カバーが単色からカラーに変更になり、再版で文字の誤植を訂正した程度の違いである。文章は学者らしく少々硬いが、掲載されている写真に貴重なものも多い。金沢大学キャンパスは城内からすべて移転したため、今後の再版はなく、入手は非常に困難であろう。
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金沢城

金沢城
発行元:北国出版社
発行日:1970年8月初版、1980年2月改訂版
ページ数:125P
著者:森栄松
定価:580円(改訂版、当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は金沢城の歴史や構造について記し、実地の案内とするために著したもので、金沢城を理解する一助となれば著者のこの上ない喜びである。」
文庫本であり、著者は平易な解説を心がけたとあとがきにて書いているが、なかなかに詳しい。金沢城に関する概要をとらえるには十分ではなかろうか。
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加賀百万石

加賀百万石
発行元:教育社
発行日:1980年1月初版
ページ数:269P
編者:田中喜男
定価:600円(再版、当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「幕藩制下の前田氏領の成立から解体までを軍役・農政・流通・文化・打ちこわしのなかで探る。」
城下町の構成や文化から前田家加賀百万石を解き明かそうとしている。
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城 ものと人間の文化史

城 ものと人間の文化史
出版社:法政大学出版局
発行日:1973年10月初版
ページ数:293P
著者:井上宗和
定価:980円(当時)、+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古代城塞・城柵から近世大名の居城として集大成されるまでの日本城郭史を発生論的観点から捉え直し、建築、美術、都市、経済、政治、戦闘の各領野で果たしてきたその役割を再検討するとともに、ひろく世界城郭史の展望の中に位置づけ、独自の<城郭学>を展開する。」
日本城郭協会理事である井上氏による城郭論。今では「天守」というところを「天守閣」といっているところに少々時代を感じる。
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