自主研究 金沢城辰巳櫓9 北國TODAY VOL.55

自主研究 金沢城辰巳櫓9 北國TODAY VOL.55
編集・発行:北國総合研究所
発行日:2009年7月
ページ数:50P
定価:会員配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
北國総合研究所の自主研究「金沢城辰巳櫓」のレポート第9回。今回のテーマは「50分の1模型完成を機に座談会」。4ページのレポートであるが、1テーマをまとめた報告としては調度良い。ついに完成した辰巳櫓の模型を見ながらの座談会抄録。話のなかで模型を金沢駅に飾ろうという話題も出ているが大いに賛成である。金沢城の五十間長屋のなかでもいいかな?

研究紀要 金沢城研究 第7号

研究紀要 金沢城研究 第7号
発行元:石川県金沢城調査研究所
発行日:2009年3月初版
ページ数:112P
定価:330円(税込5%)
オススメ度:★★★★☆
収録城郭:金沢城、松山城
書評:
「金沢城調査研究所」の報告書第7号である。昨年開催されたシンポジウムと設立2年目となった研究書の客員研究員による3本の論文が並んでいる。
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よみがえる金沢城2 今に残る魅力をさぐる

よみがえる金沢城2 今に残る魅力をさぐる
出版社:北國新聞社
発行日:2009年4月初版
ページ数:139P
定価:1,800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢城跡に残る文化財の中でも、とくに建造物と石垣に焦点を絞り、その魅力を写真、復元イラストや古絵図などを援用しながら解説する。巻頭のパノラマ鳥瞰図では、江戸前期と後期の金沢城の様子を紹介。」
概説総論的な第一巻から3年・・・。待望の第二巻が発売されました。今回は金沢城の建造物と石垣について詳細に解説する。全五巻が揃うのはいつのことか?次巻も楽しみな今巻の内容である。
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自主研究 金沢城辰巳櫓8 北國TODAY VOL.54

自主研究 金沢城辰巳櫓8 北國TODAY VOL.54
編集・発行:北國総合研究所
発行日:2009年4月
ページ数:50P
定価:会員配布
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
北國総合研究所の自主研究「金沢城辰巳櫓」のレポート第8回。今回のテーマは「50分の1模型できた!復元の重要性さらに」。4ページのレポートであるが、1テーマをまとめた報告としては調度良い。ついに完成した辰巳櫓の模型、とはいえ真っ白で着色はない。最近は進捗があるような、ないような感じですね。もう少し動きが欲しいです。

金沢城

金沢城
編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:1994年10月8日
ページ数:96P+附図1枚
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近年、金沢大学の移転、石川橋の掛替え工事などによって、金沢城に対する関心が高まっています。一方、学術的な調査でも、金沢大学による発掘調査を先駆けとして、県教育委員会による調査や報告、石川橋付近の発掘調査等も行なわれています。こうしたことから、これまでの確認や異なる事実の発見、また新しい謎も生じています。本展では、『金沢城』という対象を江戸時代に限定し、絵図や出土品、御殿の襖絵(下絵)等を紹介して、城の姿や歴史に少しでも興味を持っていただき、真の金沢城を探る契機となれば幸いに思います。」
本書は平成6年10月8日から11月13日まで同館で開催された秋季特別展図録です。すべてがカラー図版であればもっと良かったのですが・・・。でも貴重な絵図がたくさん収録された図録です。絶版で入手が難しいのが残念です。

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加賀藩大工の研究 -建築の技術と文化-

加賀藩大工の研究 -建築の技術と文化-
出版社:桂書房
発行日:2008年11月初版
ページ数:613P
著者:田中徳英
定価:8,500円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「江戸時代初頭から幕末までの、加賀藩行政システムのひとつである作事方の成立、構成を検討し、大工の流派とその技術など、これまでの研究成果を基礎として作事体制全体の考察を行う。」
加賀藩内の建造物に関わった大工についてという専門的な内容ながら、このテーマの同書がなかっただけに非常に貴重な研究書であろう。金沢城のみならず、御殿、神社、寺院と著名な建造物の比較検討は一読に値する。少々高価ではあるが、それに値する十分なボリュームと内容です。
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シンポジウム 江戸城と金沢城の御殿

シンポジウム 江戸城と金沢城の御殿 シンポジウム 江戸城と金沢城の御殿
発行元:石川県金沢城調査研究所、石川県金沢城・兼六園管理事務所
発行日:2009年1月10日
ページ数:14P
定価:無料 参加者配布
オススメ度:★★☆☆☆
平成21年1月10日に石川県文教開館ホールで開催された、シンポジウム「江戸城と金沢城の御殿」の配布用パンフレットです。

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金沢城史料叢書6 金沢城全域絵図と三御門絵図 絵図でみる金沢城

金沢城史料叢書6 金沢城全域絵図と三御門絵図 絵図でみる金沢城
発行元:石川県金沢城調査研究所
発行日:2008年3月初版
ページ数:131P
定価:1,420円(税込5%)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本研究所の前身である金沢城研究調査室が、金沢城絵図の基礎的調査を始めたのは平成十四年四月のことでした。以来六年にわたり、六〇〇を超える多種多様な金沢城絵図の閲覧調査や写真撮影を進め、絵図の分類や編年について検討を重ねてきました。その成果は、研究紀要『金沢城研究』や、その他の研究調査報告書等において、その都度、公表してきたところです。周知のように、金沢城絵図には一メートルを超える大型図が多く、それらを相互に比較することには制約が多く、比較研究をすすめることは容易ではありません。とくに、所蔵者の異なる大型の絵図を比較するときは、細かく分割した写真を見比べるしかなく、全体像はつかむことは難しかったのです。しかし、写真をデジタル化し、データベースを立ち上げたことで、パソコン画面上で、関連する絵図の特徴を簡単に比較検討することができるようになり、細部にわたる特徴や絵図相互の関係が確認しやすくなり、新たな知見を数多く得ることができました。本書は、六年間の研究成果の凝縮であるとともに、金沢城の全域と三御門を描いた絵図の集大成でもあります。」
金沢城の多くの絵図をカラーで収録しています。元が大判なので、なかなか細部まで確認することは難しいですが、建造物の配置などを確認するには十分です。城の古地図が好きな方、金沢城を研究する方には最適な書です。
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金沢城史料叢書8 金沢城跡埋蔵文化財確認調査報告書Ⅰ

金沢城史料叢書8 金沢城跡埋蔵文化財確認調査報告書Ⅰ
発行元:石川県金沢城調査研究所
発行日:2008年3月初版
ページ数:282P+図版80P+付図4枚
定価:4,680円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、金沢城の遺跡の歴史的経緯と現況確認をまとめたものです。価格も結構しますが、それに見合う内容ではないでしょうか。専門的な内容ですが、金沢城の今の現状がよく分かります。
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金沢城史料叢書9 戸室石切丁場確認調査報告書Ⅰ

金沢城史料叢書9 戸室石切丁場確認調査報告書Ⅰ
発行元:石川県金沢城調査研究所
発行日:2008年3月初版
ページ数:253P
定価:880円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、金沢城跡の採石城である『戸室石切丁場』の確認調査報告書である。」
金沢城の石垣石として使用される石を切り出した戸室山の調査報告書です。こういう関係報告書が市販されるのも珍しいですね。
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