上越の城 上越市史叢書9

上越の城 上越市史叢書9
発行:上越市
発行日:2004年1月初版
ページ数:202P
編集:上越市史専門委員会 中世史部会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
上越市史に収録できなかったテーマを収録する叢書シリーズの中で、上越の城をテーマにしている。今では定番となった縄張り図を各城に付けて解説が書かれており、非常に参考になるが、残念ながらすぐに品切れとなったようだ。古書としてもなかなか出回らず、入手するまでにかなり時間がかかった。ぜひ再販をお願いしたい一冊である。
上越市公文書館準備室ホームページ

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龍ヶ崎の中世城郭跡 -城郭にみる龍ヶ崎のあゆみ- 龍ヶ崎市史別編Ⅱ

龍ヶ崎の中世城郭跡 -城郭にみる龍ヶ崎のあゆみ- 龍ヶ崎市史別編Ⅱ
発行:龍ヶ崎市
発行日:1987年3月初版
ページ数:249P+付図2枚
編集:龍ヶ崎市教育委員会
定価:2,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
市史の別編として、市内に残されている16箇所の城跡を中心に掲載している。市民に親しまれる市史づくりを目指して、本書では巻末に城郭用語集が付いている。

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新修彦根市史 第一巻 通史編古代・中世

新修彦根市史 第一巻 通史編古代・中世 新修彦根市史 第一巻 通史編古代・中世
発行・編集:彦根市
発行日:2007年1月初版
ページ数:713P
定価:5,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
ようやく刊行が始まった通史編です。古代から関ヶ原前の中世まで収録されている。宣伝用ちらしは石田三成ですが、三成の部分は数ページです。彦根城下町検定の勉強として中世編は目を通しておくのがよいでしょう。最新の市史としては、モノクロページ、年表もなし、付図もなしと少し寂しいです。
内容を確認したい場合は、キャッスルロードの夢京橋あかり館で読むことができます。市役所か彦根市内の書店で購入できますが、休日の場合は彦根城博物館でも購入できます。
彦根市史刊行一覧ホームページ

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新修小松市史 資料編1 小松城

新修小松市史 資料編1 小松城
発行・編集:小松市
発行日:1999年3月初版
ページ数:435P
定価:5,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
小松市史の資料編第1巻として小松城に関する資料を収録している。文献だけではなく、絵図も収録されているので、小松城研究には必携の一冊。
小松城三の丸跡に建つ小松市立図書館2階で購入できる。
小松市史編纂室ホームページ

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加賀国熊坂城跡 加賀セントラルゴルフ倶楽部建設予定地内埋蔵文化財発掘調査概報

加賀国熊坂城跡 加賀セントラルゴルフ倶楽部建設予定地内埋蔵文化財発掘調査概報
発行・編集:加賀市教育委員会
発行日:1995年3月初版
ページ数:28P+図版8P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「城跡が存在する総面積は、35万平方メートルに及ぶ広大なもので、発掘初年度に当たる平成5年度においては、約11万平方メートルの調査を行い、昨年3月”加賀熊坂城跡”の報告書を発行いたしました。次いで発掘第2年次に当たる本年度は、平成6年5月から11月にかけて、熊坂口之城跡および熊坂黒谷城跡を中心に、約4万4千平方メートルの調査を実施しました。この結果について、この報告書を発行する運びとなったわけであり、内容の遺構状況によりご理解いただけると思いますが、期待されていたような城郭であるという裏付けなされるほどのものでなかったようであります。調査に基づく専門家の意見を総合しますと、現在のところ、この遺跡は、一向一揆の農民たちが築いた一時的な駐屯地的陣跡と見るのが適当であると言われており、堅固な城として作られたものではないようであります。」
2冊目になる本書では実際にコースとして破壊の可能性のある場所を中心に発掘調査された結果を収録している。

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加賀国熊坂城跡 加賀セントラルゴルフ倶楽部建設予定地内埋蔵文化財発掘調査概報

加賀国熊坂城跡 加賀セントラルゴルフ倶楽部建設予定地内埋蔵文化財発掘調査概報
発行・編集:加賀市教育委員会
発行日:1994年3月初版
ページ数:20P+図版9P+付図2枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「平成元年、市内熊坂町、細坪町の両町にまたがる山林に、ゴルフ場建設の計画が提示されました。しかし、このゴルフ場建設予定地内には、35万平方メートルに及ぶ広大な中世の城郭である、熊坂黒谷城・熊坂口之城・菅谷砦と言われている3つの城跡が確認されています。教育委員会としましては、埋蔵文化財の現状保存の原則に立ち、遺跡をはずしてコースの設計をされるよう、開発業者に強く申し入れると同時に、協議を重ねて来ました。最終的に、城郭の中心部を含む大半の遺跡をコースからはずし、調査面積は約11万平方メートルと絞り込み、極力現状保存に力を注ぎました。止むなく改変される遺跡につきましては、記録保存とし、適切な発掘調査を行うこととしました。」
附図の現況測量図が使いやすく役に立ちます。

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金沢市前田氏(長種系)屋敷跡

金沢市前田氏(長種系)屋敷跡
発行・編集:石川県教育委員会、石川県埋蔵文化財センター
発行日:2002年6月初版
ページ数:132P+図版36P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
本書は、加賀八家のひとつであった長種系前田家の屋敷跡の発掘調査報告書である。場所は、金沢城の大手堀の前で、国家公務員共済組合連合金沢共済会館の改築に伴い、行われたものである。
金沢城の正門である大手門の方角にあり、また金沢城の前身である金沢御堂の時代など、同地における出土物を中心に年代をどこまで遡れるか調査している。ゆえに、本書の内容も出土物に関する報告がほとんどを占めている。

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侍屋敷土塀の系譜と現状 -金沢市内における- 金沢市文化財紀要2

侍屋敷土塀の系譜と現状 -金沢市内における- 金沢市文化財紀要2
発行・編集:金沢市教育委員会
発行日:1973年6月初版
ページ数:64P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「都市機能の近代化という目的から、新しい道路が開かれ、古い町並の改善が進められています。市民生活の内容が豊富になるにつれて、それに適合した生活文化の場が求められるのが当然の帰結といえましょう。金沢市は、明治以降の戦災や天災などの破壊を被らなかった、数少ない城下町ですが、私達が祖先からうけついだ、豊かな歴史のあしあとを、次代に継承してゆくことも、また我々に課せられた重大な責務であります。開発と保存の接点に置かれている文化財は数多く、これらを保護し、開発との調和を計ることが文化財行政の最も重要な課題となっております。とくに武家屋敷の土塀は、城下町『金沢』の姿を特徴づける代表的なものであり、その姿を失なうことは、まことに憂慮すべきで、保存対策の強化を迫られているものの一つであります。こうした侍土塀の系譜をひく残存土塀の現状を知ることは、今日の時点できわめて緊要のことであり、ここに市内にのこる土塀の現況について金沢経済大学講師田中喜男氏に調査を依頼した結果が、この172カ所におよぶ記録であります。」
内容は、侍屋敷の土塀に類するものを、「所在」「形態」「形状」「見取図」という項目で報告している。写真は小さくモノクロである。調査からすでに30年を過ぎているので、このすべてが現存しているとも思えないが、保存に向けて再調査の必要があろう。その基礎資料となることは間違いない。

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金沢御堂・金沢城調査報告書Ⅰ

金沢御堂・金沢城調査報告書Ⅰ(金沢御堂史料編) 金沢御堂・金沢城調査報告書Ⅰ(金沢城史料編)
発行・編集:石川県教育委員会
発行日:1991年3月初版
ページ数:99P+図版12(金沢御堂編)+183P+図版36+付図1枚(金沢城編)
定価:非売品
オススメ度:★★★★☆
書評:
金沢城とその前身である金沢御堂に関して、文献や絵図を収集して該当部分を記載してある。原文がほとんどで解説は少ないが、金沢城を調査するにあたっては良い資料となる。金沢城の調査はこれ以降は、城内の遺構調査や石垣関連調査に重点がおかれるので、歴史に関する資料ではもっとも詳細であろう。
金沢御堂史料編と金沢城史料編の二分冊で箱に入っている。

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岐阜県中世城館跡総合調査報告書 第1集(西濃地区・本巣郡)

岐阜県中世城館跡総合調査報告書 第1集(西濃地区・本巣郡)
発行・編集:岐阜県教育委員会
発行日:2002年3月初版
ページ数:268P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
岐阜県教育委員会では、開発事業等で旧状が失われることが懸念される中世城館跡について、現状を把握し今後の文化財保護に資するために、平成8年度から国庫補助を受けて分布調査を実施してきました。調査報告書は、県内を西濃地区・本巣郡、岐阜地区・美濃地区、可茂地区・東濃地区、飛騨地区の4ブロックに分けて、平成13年度より順次刊行しています。
教育委員会が編集・刊行したものを、許可を得て岐阜県歴史資料保存協会が増刷したものが市販されていますが、現在第1集は品切れ中です。第2集から第4集を購入してから第1集を古書で探していましたが、ようやく入手できました。今回は保存協会が増刷したほうではなく、教育委員会が発行したものです。状態もそこそこで全4冊揃いました。

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