戦国城下町の研究

戦国城下町の研究
出版社:大明堂
発行日:1985年9月初版
ページ数:352P
著者:小林健太郎
定価:4,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
歴史地理学の面から城下町の構成を考える論文を収録している。古書としては高価であるがそれだけ本書が城下町研究を代表する書籍であるということであろう。
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賤ヶ岳の鬼神 佐久間盛政

賤ヶ岳の鬼神 佐久間盛政
出版社:毎日新聞社
発行日:2002年3月初版
ページ数:238P
著者:楠戸義昭
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「武勇に優れるとともに、気骨ある武将であった佐久間盛政。僚友、前田利家と対照的な運命を辿った『義』に殉じた男の美学。そして敵将の家に嫁いだ愛娘・虎姫の数奇な生涯を描く。」
尾張の名族佐久間家の勇将佐久間盛政について書かれた本は決して多いとは言えない。それは賤ヶ岳の戦いが盛政の突出による負け戦であったという、敗者の歴史は残らないという常であるからかもしれないが、本書はこの勇将に光をあて、物語風に読みやすくまとめている。石川県に住むものとしては帯の裏の「初代金沢城主の苛烈な生涯」というキャッチコピーが気になるが、確かに一向宗の御山御坊を攻略して後、城として入城した初めての武将は佐久間盛政なのだが、「初代」というは何か違うような気がする。というのは本の内容とは直接のかかわりはないのだが・・・
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昭和・平成の大修理落成記念 加賀藩二代藩主前田利長の菩提寺 瑞龍寺展

昭和・平成の大修理落成記念 加賀藩二代藩主前田利長の菩提寺 瑞龍寺展
編集・発行:石川県立美術館
発行日:1997年4月26日
ページ数:144P
定価:2,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、平成9年4月26日から5月18日まで石川県立美術館で開催された「瑞龍寺展」の解説図録です。最近図録は写真の質も良く、数も多く掲載されており、解説なども充実したものが多いですが、本書も普段は公開されていない品を鮮明な写真として見ることができ、それだけでも貴重です。
瑞龍寺は加賀藩二代藩主前田利長の菩提寺です。10年にわたる修理が完了したのを機に開催された本展では、数々の品が展示されたようですが、たまたま入手できた本書で眺めているだけでももう1回やってくれないかなと思います。

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恐竜VSほ乳類 1億5千万年の戦い ビジュアル版

恐竜VSほ乳類 1億5千万年の戦い ビジュアル版
出版社:ダイヤモンド社
発行日:2006年8月初版
ページ数:94P
編集:NHK「恐竜」プロジェクト
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ヒトは恐竜に勝利した? スーパーサウルスはなぜ巨大化した? 恐竜を食べるほ乳類がいた? 恐竜とほ乳類の1億5000万年にわたる戦いの歴史を、超リアルなCGと図解を使って解き明かす。」
2006年7月にNHKスペシャルとして放映された「恐竜VSほ乳類」を分かりやすく30のテーマに分けて掲載している。私的には少し期待するものと違った。もっとCGがどーんと掲載されていることを期待していたのだが意外に小さい。しかし、内容は子供から大人まで楽しめる内容となっている。
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記念刊行 秋田城址が指定史蹟となるまで

記念刊行 秋田城址が指定史蹟となるまで
編集・発行:寺内町役場
発行日:1935年11月26日
ページ数:9P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
戦前、秋田城址が国史蹟として指定されたことを記念して地元寺内町(のちに合併して秋田市となる)で発行された小冊子。旧字体で少々読みづらいところであるが、当時秋田城址について判明していたことが記録されており、貴重である。

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木舟城シンポジウム 戦国の終焉 よみがえる天正の世のいくさびと

木舟城シンポジウム 戦国の終焉 よみがえる天正の世のいくさびと
編集・発行:福岡町教育委員会
発行日:2002年11月29日
ページ数:29P
定価:1,000円(5%税込) (2009/8/29更新)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今から416年前、木舟城は大地震に見舞われ、前田秀継城主夫妻が落命する悲劇の舞台となったお城として有名です。時には『幻の城』とも形容されることがあった木舟城ですが、能越自動車道建設に伴う発掘調査によって城下町が次々と発見されたことで城を取り巻く状況が一変しました。幻が実体を持ち始めたことで木舟城は衆目を集めるところとなり、町では埋蔵文化財担当の専門職員を採用し城の実態解明を目指して『木舟城跡調査検討委員会』を発足させました。継続的な調査研究の結果、2002年には城の範囲確認という初期の目的を達成し、その成果は報告書にまとめられています。シンポジウムでは、そうした調査成果を広く公開するとともに、様々な視点から木舟城に迫ります。」
本書は2002年11月30日に福岡町総合町民センターで開催されたシンポジウム資料の解説図録です。当日配布されたものか販売されたものか分かりませんが、運よく古書で入手しました。ページ数は少ないですがフルカラーで写真や発掘成果、復元推定図などが掲載されています。木舟城の地滑り痕跡の写真もカラーで掲載されており貴重です。

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大分の中世城館 第一集 文献史料編1 大分県文化財調査報告書第148輯

大分の中世城館 第一集 文献史料編1 大分県文化財調査報告書第148輯
編集・発行:大分県教育委員会
発行日:2002年3月29日
ページ数:170P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「大分県教育委員会では、その保護と活用を図るための基礎資料つくりを行うこととし、平成七年度から九ヶ年計画で文化庁より国庫補助を得、県下五百六十箇所余の城館の調査を行ってまいりました。本年度は、大分県の城館が文字として記された古文書に焦点を当て、修正を行っております。」

書評:
大分県の中世城館調査の成果の一冊である。非売品のため非常に入手しにくいものだが、ようやく古書で入手した。第四集は各都道府県図書館に収蔵されているが、第一集は地元図書館では見ることができない。本書では大分県の城館に関する文献の記述を集成して翻刻してある。翻刻のみで読み下しがないため読みこなすのは少々難しい。文献史料編は第二集に続く形で、本書では途中で止まっている。こういう基礎資料は折角国庫補助で行っているのだから広く一般に販売してほしいです。
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歴史群像 No.88 幻の連合艦隊Z作戦 文化大革命

歴史群像 No.88 幻の連合艦隊Z作戦 文化大革命
発行:学研
発行日:2008年3月7日
ページ数:196P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第88号。日本史の注目は「関東北条帝国への道」「武蔵深大寺城」です。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ
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名古屋城なるほどなっとく検定

名古屋城なるほどなっとく検定
発行:財団法人名古屋城振興協会
発行日:2008年2月20日
ページ数:95P
編集:名古屋城検定実行委員会
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
平成20年5月10日に初めて開催される「名古屋城検定」の公式テキストです。当日持込み可ということなので、受験を考えている人は必携の一冊です。まずは手に取らせることを目的に、タウン誌ような写真を豊富に使用した作りはきれいであり、名古屋城入門書としても適切でしょう。
一般販売は名古屋市内のみなので、入手したい方は名古屋城検定実行委員会事務局(TEL.052-961-7580)までお問い合わせ下さい。検定申込み期間(4月30日まで)を過ぎると入手できない可能性もありますので、考えている人は早めに入手しましょう。そして、検定受験しましょう!!
名古屋城本丸御殿ホームページ

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近畿の名城展

近畿の名城展
編集・発行:大阪城天守閣
発行日:1976年10月1日
ページ数:40P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
「今回、再建四十五周年を迎える大阪城天守閣を会場に、各城郭の絵図や遺物など各種の関連資料を集めて、近畿の名城の歴史をふりかえってみることにいたしました。」

書評:
大阪城天守閣で昭和51年10月1日から11月7日まで開催された特別展図録です。巻頭カラーで金箔瓦が数点出ていますが、ほとんどはモノクロです。城絵図や人物絵図、遺物など城郭ごとに掲載されています。
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