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出版社:城郭文庫
発行日:1974年3月初版
ページ数:24P
著者:前田航二郎
定価:不明
オススメ度:★☆☆☆☆
書評:
「本書に収録した城名は、何れも私が古文書の記録や、その地の伝承をもとにして収録した一覧表です。それは整理も不充分で、まことに未熟なものですが、今後の課題として、先達同学の各位の御教正と御指導によりまして現地踏査と資料収集により、美しく逞ましく肉付けがなされ、精緻な史料『大阪の古城砦』が完成できますよう念願する次第です。」
「城名」と「所在地」のみの一覧表であるが、348城砦の城名が記載されている。しかし、それ以上でもそれ以下でもないので、一般の城郭事典にないような城名があれば発見の楽しみができたと思うのが唯一の楽しみか。
投稿者: Tadashi
山内千代と一豊 夫婦で築いた高知城 歴史読本臨時増刊2月号
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出版社:新人物往来社
発行日:2006年1月初版
ページ数:95P
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
「誠実だが、目だたぬ男がいた。ひとりの女性と出合ったことで、出世の階段をのぼりはじめる。0から20万石の大名へ。夫を引きたてる妻の才覚!」
書評:
NHK大河に合わせて発行された「歴史読本」の臨時増刊号。正式なムックのほうでは「一豊」をメインに出版されていたが、本書は「千代」をメインとして編集されている。ムック版より薄いがそこは歴史読本編集部、内容はしっかりとしている。雑誌なので古書で求めるしか方法はないが、興味があれば探してみて下さい。
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羽咋市遺跡地図 1993
高知市史跡めぐり
加賀騒動 中公新書528
平成十九年度秋季企画展 武田・上杉・信濃武士
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編集・発行:長野県立歴史館
発行日:2007年10月13日
ページ数:102P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「この図録は、平成19年10月13日から平成20年1月14日まで開催する企画展『武田・上杉・信濃武士』にあわせて作成された図録です。」
戦国時代の信濃の戦いといえば、甲斐の武田氏と越後の上杉氏の勢力争いにスポットがあたることが多いが、当然信濃にも土着の武士は多くいたわけで、そういう武士たちに光をあてる展示となっていた。違う視点から北信濃の状況が見えてきます。展示物の紹介ページはオールカラーで絵画なども非常に臨場感よく伝わってきます。
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北信濃の川中島合戦史跡
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発行日:2007年3月初版
ページ数:116P
編集:松代文化財ボランティアの会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、松代文化財ボランティアの会の有志が、北信濃に所在する、川中島の戦いに関係する文化財を調査した成果である。本調査は、笹本正治編『長野県の武田信玄伝説』(岩田書院1996年)を基にしている。」
川中島に関する史跡を紹介するガイドブック。中には史実・虚実入り混じっているが、そう堅苦しいことは考えずに見てみると、解説の長さも適度で、写真も大きい。惜しいのはその写真がモノクロであることぐらい。値段も手頃なので、本書を持って実際に写真の場所を訪れてみるのも楽しいだろう。真田宝物館で購入できる。
真田宝物館について(長野市ホームページ)
前田慶寧と幕末維新 最後の加賀藩主の「正義」
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出版社:北國新聞社出版局
発行日:2007年12月初版
ページ数:381P
著者:徳田寿秋
定価:2,857円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『優柔不断』『日和見』のレッテルに異議あり。尊王思想を信条とした慶寧は藩内の佐幕派と激しく対峙した。新たな史料で、その人物像を再検証した幕末維新史。」
幕末の加賀藩は幕府軍にも新政府軍にも寄らずつかずの優柔不断な態度で時代に乗り遅れ、歴史の表舞台に登場できなかったという評価が定着している感があるが、著者はそれは違うという論考を最後の藩主となった前田慶寧の行動などから紐解こうとしている。加賀藩の歴史は初代前田利家に関するものが圧倒的に多く、二代利長、三代利常、五代綱紀に関するものがそれに続く。つまり、六代以降十四代慶寧に至る歴史は一般書としてはほとんどないのである。本書は、幕末の加賀藩の動向に焦点が当てられており、本書が端緒になってこの時代に光が当たって評価が変わるようであれば十分に意味があったといえる。とはいえ、内容は専門的な部分もあるので発行部数も多くないことが予想できるため、早めの入手をおすすめする。


史跡津山城跡 保存整備事業報告書Ⅰ
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編集・発行:津山市教育委員会
発行日:2007年3月31日
ページ数:295P
定価:1,200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本報告書は、『史跡津山城跡保存整備計画』事業の内、平成7年度の整備委員会設置から平成17年度にかけての11年間に実施した事業を中心にまとめたものです。この中で最も大きな柱となる事業は、備中櫓復元整備工事です。」
津山城の備中櫓復元整備事業の報告書です。復元整備の設計書や事業経過が掲載されています。また、平成9年度からの発掘調査の概要がカラーで掲載されていて、非常にわかりやすいです。津山城を研究する方は一冊持っていて損はありません。「津山弥生の里文化財センター」で購入することができます。ホームページには掲載されていないので、電話で残部があるか確認して下さい。一冊の送料は450円です。
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津山城 資料編 解説
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編集・発行:津山市教育委員会
発行日:2002年1月31日
ページ数:80P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は津山城に関する資料を集成した『津山城資料集』『津山城資料編Ⅱ』の解説である。内容は、絵図資料の寸法・時期・概要、古写真の考証及び古文書の概要である。」
津山市教育委員会で収集した津山城に関する資料集2冊の解説書です。資料の出所を記載しているのみなので、絵図や古文書の内容解説まではありません。「津山弥生の里文化財センター」または「津山郷土博物館」で購入することができます。
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