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発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:36min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
評価:
「鴉(からす)城と称され、戦国時代・石川数正が造営した五層天守の国宝『松本城』をはじめ、徳川秀忠の三万の軍勢をはねつけた真田氏ゆかりの『上田城』、まさに戦国動乱の城『岐阜城』など錚々たる名城を訪ねる中部・北陸名城紀行」
各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。ただ、最近の発売にしては映像が古いようだ。上田城の本丸東虎口櫓門は映っているが、松本城の太鼓門枡形や金沢城の菱櫓・五十間長屋は映っていない。そう考えると1990年代末頃の映像であろうか。

投稿者: Tadashi
サカロジー 金沢の坂
古城萬華鏡 高岡誕生の物語
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出版社:桂書房
発行日:2006年3月初版
ページ数:418P
著者:山本和代子
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「加賀藩2代藩主前田利長公が開いた歴史のある町・高岡。そこに生まれ育った著者が、前田利長の人生や彼をめぐる人々、その居城と城下町づくりにまつわる話などを語る。山元醸造株式会社ホームページの連載記事を書籍化。」
地元高岡の方による開祖前田利長と高岡城、高岡の町の話です。著者は専門家でないので、本で調べたものや人伝に聞いた話がかかれていますが、その内容は非常に読みやすいものとなっています。金沢とともに城下町として世界遺産登録を目指している高岡市の歴史を学んでみませんか。
本書は地元出版社によるもので、一部書店では入手しづらいこともあります。また発行部数もそれほど多くないと思われますので、「高岡」「高岡城」「前田利長」に興味ある方は早めに入手しましょうね。一部ネット書店などは「古城万華鏡」で登録されています。


掘る・読む・あるく 本願寺と山科二千年
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出版社:法藏館
発行日:2003年4月初版
ページ数:246P
編者:山科本願寺・寺内町研究会
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『山科本願寺・寺内町』の遺跡を後世にまで残していきたい。この思いを持つ有志によって、『山科本願寺・寺内町を考える市民の会』が生まれた。本書は、この市民の会等が行ってきた講演会の内容をまとめたものである。」
前作「戦国の寺・城・まち 山科本願寺と寺内町」の続編である。今回は、中世山科本願寺があった時代に限定せずに山科の歴史をひもとき、本願寺がこの地に根付いた理由を探ろうとしている。内容は初心者向けとは言いがたいが、講演そのままの語り口を再現する文章となっている。


図説 上杉本洛中洛外図屏風を見る
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出版社:河出書房新社
発行日:1994年10月初版
ページ数:131P
著者:小澤弘、川嶋将生
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「織田信長が上杉謙信に贈った狩野永徳筆の絶品。華麗。雄渾。登場人物二四八五人。応仁の乱後の復興しつつある京を舞台に、四季と名所を織り込み、多彩な物語と老若貴賎の男女を躍動感あふれる筆致で描いていた洛中洛外図の白眉。フルカラー。」
河出書房の「ふくろうの本」の中の一冊。このシリーズは豊富な写真により、視覚的にテーマを理解できるように構成するのが特徴である。本書でも大きな屏風を特徴的な部分に分類し直して、解説を加える。このサイズでも小さいことはないが、A4サイズほどの大判で見てみたい作品である。上杉本は他に現在入手できるのは高価な書籍しかなく、そういう意味では本書は貴重な存在である。本屏風で有名な御所や松永久秀邸、祇園祭は当然触れてあるが、上杉謙信であろうと言われる行列に関しての解説はないのが残念である(自分は一番ここに期待して購入したので)。

