掘る・読む・あるく 本願寺と山科二千年

掘る・読む・あるく 本願寺と山科二千年
出版社:法藏館
発行日:2003年4月初版
ページ数:246P
編者:山科本願寺・寺内町研究会
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『山科本願寺・寺内町』の遺跡を後世にまで残していきたい。この思いを持つ有志によって、『山科本願寺・寺内町を考える市民の会』が生まれた。本書は、この市民の会等が行ってきた講演会の内容をまとめたものである。」
前作「戦国の寺・城・まち 山科本願寺と寺内町」の続編である。今回は、中世山科本願寺があった時代に限定せずに山科の歴史をひもとき、本願寺がこの地に根付いた理由を探ろうとしている。内容は初心者向けとは言いがたいが、講演そのままの語り口を再現する文章となっている。
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[目次]

原始・古代の山科
平安時代の山科 -条里と古道-
中世山科の郷民と領主
山科七郷の自治活動

山科本願寺・寺内町の都市構造 -発掘調査などの成果から-
山科本願寺と真宗の本堂
蓮如上人と仏法領
山科本願寺跡をどう活かすか

山科の河川と灌漑用水
山科の知識景観と民俗の変容
山科の歴史と子どもたち