みーな びわ湖から 97号 特集浅井家をめぐる女性たち

みーな びわ湖から 97号 特集浅井家をめぐる女性たち
編集・発行:長浜みーな協会
発行日:2007年11月初版
ページ数:72P
定価:480円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「浅井三代の城・小谷城に嫁したひと、生まれたひと、そのゆかりのひと・・・女性たちの残した轍をたどり、450年前を手元に引き寄せる。」
現在「浅井三姉妹」でNHK大河誘致運動中の長浜市ですが、本誌は三姉妹を含めた浅井家三代に関わる女性達の特集です。地元ならではの観光案内を踏まえた記事は読みやすく面白いです。安土城考古博物館で購入しました。

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前田利貞系 前田家略系譜

前田利貞系 前田家略系譜
編集・発行:前田和貞
発行日:1980年6月1日
ページ数:134P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「私の家は、本文記載の通り、三百八十年続いている家系でありますが、過ぐる昭和二十年の戦災で、先祖伝来の位牌、家系図、古文書、家財のすべてを、東京西大久保の家で焼失しました。父も戦後間もなく他界し、家系の詳細については、家祖が利家公公子利貞である事と、祖父が大音家より養子に入った事、先祖伝来の長持ちの一つに、『桃之助様』と毛筆書きの紙が貼られていて、この方が本家から迎えた御養子である、と母から聞かされていた記憶以外には、何も分らず、墓所中の各墓石の主も十代以前のものについてはほとんどはっきりしない状態が続きました。」
本書の著者の家は、加賀藩初代前田利家の六男前田利貞です。戦災で文書類が焼失したこともあって本書をまとめたようです。元史料は金沢玉川図書館近世資料館に保管されているようです。

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直江兼続と上杉軍団 CG日本史シリーズ13 戦国最高の軍師と呼ばれ愛と信義に生きた名将

直江兼続と上杉軍団 CG日本史シリーズ13 戦国最高の軍師と呼ばれ愛と信義に生きた名将
出版社:双葉社
発行日:2009年1月初版
ページ数:50P
定価:933円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「軍神・上杉謙信の薫陶を受けた史上最強の軍師・直江兼続。手取川合戦や御館の乱、長谷堂合戦など謙信の戦いをCGで再現しつつ、兼続の生涯を紹介する。 」
毎号すばらしいCGで目を楽しませてくれるシリーズですが、CGの考証がどこまでされているのか少し疑問のあるものもあります。今号では地元の七尾城がCGで登場していますが、西側から攻めている構図となっており、七尾城の大手道は西側であり、そこから攻めたと考えられますが、考証済みのイラストがすでにあるのに中途半端なCGは残念です。
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石田三成

石田三成
出版社:新人物往来社
発行日:1975年5月10日初版
ページ数:219P
著者:安藤英男
定価:1,300円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「豊臣秀吉の恩遇にこたえ、大敵・徳川家康に挑戦し、天下分け目の関ヶ原役で、家康の心胆を寒からしめた三成。部下を愛し、節義を重んじた英雄の真情を描く。」
新人物往来社の武将や一族にフォーカスする一冊。本書では「石田三成」に歴史的事実から迫る。本書の後に新版を発行しているがそちらも絶版。最近は一族や子孫に関しての著書があるが、やはり当人の再販を望む。
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織田信長と大坂 大阪歴史懇談会発足五周年記念講演録第一輯

織田信長と大坂 大阪歴史懇談会発足五周年記念講演録第一輯
発行:大阪歴史懇談会、田村紘一
発行日:1992年5月17日
ページ数:24P
編集:島野穣
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「去る平成元年九月二十四日、大阪市立労働会館小ホールで、本会発足五周年記念行事を行い、早くも今年で三年目をとなる。当初は五周年で記念行事とはの意見もあったが、今後の本会発展を賭けての意もあり、会員諸氏の協力があって無事、講演会と祝宴を持つことが出来た。講演は大衆受けする中世史を主体にという意向で、多くの参加者を迎えて行ったが、内容が興味深く参考になるので、より多くの人達に聴いてもらうため、運営委員が講演の録音を採っていた。」

書評:
大阪歴史懇談会の主催で開催された講演会録であるが、小和田哲男氏の講演は面白いですね。
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「金海表・・・・」の古文書をめぐって

「金海表・・・・」の古文書をめぐって
編著者・発行:島野譲
発行日:1992年3月31日
ページ数:21P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大阪府茨木市清水の浄土宗佛光山無量院朝日寺の『ふるま』の下張りから、豊臣秀吉の朝鮮出兵にかかわる古文書の断片が発見された。この文書をめぐって様々な事が推察されるが、特に後欠のものだけに、実に残念な惜しい文書であると同時に、この文書の持つ全貌の推察が極めて難解である。しかしながら、文面から歴史的な当時の状況を思い起こさせるものとして、貴重な文書ではないだろうか。ただ、朝鮮出兵(侵略)にまつわる内容だけに気は重いが、先人の反省と、ひとつの歴史という上にたって見極めることが必要と考え、そういう意味からこの文書について、検討分析し推察してみようとするものである。」
「金海表」とは、朝鮮の南部で日本に一番近い対馬の向かい側で、慶尚南道にあった金海(きへむ)城を中心とした付近のことだそうで、日本軍が朝鮮と戦った場所であるようです。

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決戦 関ヶ原 CG日本史シリーズ11 日本が2つに割れた史上空前の大合戦の全貌

決戦 関ヶ原 CG日本史シリーズ11 日本が2つに割れた史上空前の大合戦の全貌
出版社:双葉社
発行日:2008年10月初版
ページ数:50P
定価:933円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国の覇者・豊臣秀吉死去の後、全国が2つに割れて戦った、文字通りの天下分目の大合戦、関ケ原合戦の全貌をCGで再現。本戦ばかりではなく、西軍や東軍の戦い、東北で独自の戦いを続けた上杉家の戦いなども再現する。 」
毎号すばらしいCGですが、今号は豊臣大坂城、伏見城、大垣城、大津城、田辺城と城のCGが多くて嬉しい限りです。しかし、全体的にはCGの量は少なく、イラストが多いように感じます。
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歴史群像スペシャル No.1 直江兼続 篤姫と明治維新

歴史群像スペシャル No.1 直江兼続 篤姫と明治維新
出版社:学研
発行日:2008年12月初版
ページ数:146P
定価:600円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
絶好調のNHK大河ドラマ「篤姫」を受けて、2009年「天地人」が始まる。そこで、篤姫と直江兼続を特集。記事構成は「歴史群像」と変わりない。しかし、小和田先生のインタビューが読めるのは珍しい、とってつけたような質問ばかりではあったが。ネット書店では販売しておらず、書店のみの販売のようだ。No.2は4月上旬の予定とあるが、「歴史群像」と「歴史群像スペシャル」の企画の差がわからない。

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別冊ザテレビジョン NHK大河ドラマ 天地人

別冊ザテレビジョン NHK大河ドラマ 天地人
出版社:角川ザテレビジョン
発行日:2008年12月初版
ページ数:165P
定価:990円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「予習にぴったりの折込企画「人物相関図」、ボリュームたっぷりの保存版ストーリー、みどころ紹介など「天地人」はこの一冊でバッチリ。妻夫木聡、北村一輝、常盤貴子、長澤まさみ、吉川晃司のSPグラビアも必見! 」
2009年大河ドラマの先取り紹介本。去年の篤姫も購入しましたが、さすがテレビジョンというか、写真のカットがいいです。かといって、内容が薄いということはなく、ツボを押さえた記事が満載である。
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大河ドラマ 天地人 NHK新潟放送局

大河ドラマ 天地人 NHK新潟放送局
編集・発行:NHK新潟放送局
発行日:2008年12月
ページ数:35P
定価:無料配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
登場人物の紹介が詳しい(ある意味当たり前であるが)。ゆかりの地の紹介は非常に充実しているのだが、アクセス方法が書いてないのは片手落ちか?
NHK大河ホームページ

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