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出版社:ぶんか社
発行日:2006年11月初版
ページ数:270P
著者:武山憲明
定価:657円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「徳川家康はなぜ妻の築山と長男の信康を殺したのか?団結力の強い三河武士団が一向一揆とともに真っ二つに割れて争ったのはなぜか?家康が三方ヶ原で武田軍に無謀な突撃を仕掛けたのはなぜか?なぜ武田信玄の嫡男であった義信が謀反を起こさなければならなかったのか?数々の徳川・武田両家に横たわる歴史上の謎を斬新な新解釈で読み解き真実の日本史に迫る!!巻末特別検証『上杉謙信は女だったのか?』付き。」
そんなのあり得ないと最初は思うのだが、テレビの歴史ミステリー紹介番組でも紹介され、全くあり得ない話でもないかな?と思えてくるから不思議です。歴史好きな方、息抜きにどうでしょうか?

カテゴリー: 日本史
秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く
賤ヶ岳の鬼神 佐久間盛政
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出版社:毎日新聞社
発行日:2002年3月初版
ページ数:238P
著者:楠戸義昭
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「武勇に優れるとともに、気骨ある武将であった佐久間盛政。僚友、前田利家と対照的な運命を辿った『義』に殉じた男の美学。そして敵将の家に嫁いだ愛娘・虎姫の数奇な生涯を描く。」
尾張の名族佐久間家の勇将佐久間盛政について書かれた本は決して多いとは言えない。それは賤ヶ岳の戦いが盛政の突出による負け戦であったという、敗者の歴史は残らないという常であるからかもしれないが、本書はこの勇将に光をあて、物語風に読みやすくまとめている。石川県に住むものとしては帯の裏の「初代金沢城主の苛烈な生涯」というキャッチコピーが気になるが、確かに一向宗の御山御坊を攻略して後、城として入城した初めての武将は佐久間盛政なのだが、「初代」というは何か違うような気がする。というのは本の内容とは直接のかかわりはないのだが・・・

歴史群像 No.88 幻の連合艦隊Z作戦 文化大革命
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発行:学研
発行日:2008年3月7日
ページ数:196P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第88号。日本史の注目は「関東北条帝国への道」「武蔵深大寺城」です。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ

豊臣秀吉と京都 聚楽第・御土居と伏見城
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出版社:文理閣
発行日:2001年12月初版
ページ数:249P
編者:日本史研究会
定価:5,200円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書においては、豊臣政権期の京都・伏見に焦点をあて、最新の研究成果をまとめることとした。本書に収録した論稿には、政治史的な観点から首都としての京都・伏見の性格を解明したもの、文献史料はもとより考古学研究の成果や古地図の分析によって都市の実態を精緻に復元したもの、広く全国の城郭や都市と比較することで聚楽第や伏見の特質をうかびあがらせたものなどがある。研究の手法・視角は多様であり、まさに学際的に豊臣秀吉と京都の関係を解き明かすものとなっている。」
論文集なので少し専門的ではありますが、聚楽第や御土居、伏見城に関して詳細に書かれた類書はほとんどないので貴重な存在です。地方出版社のため発行から日が経ち入手が非常に困難な状態ですので、興味ある方は早めの入手をおすすめします。良い内容なので古書はおそらく定価以上になるでしょう。惜しいのは、この価格ながらモノクロであることでしょうか、折角貴重な発掘の遺物写真が掲載されていても現物の雰囲気が伝わりません。しかし、本書を読めば京都の町の印象がガラリと変わるでしょう。

月刊歴史読本2002年7月号 特集豊臣VS徳川30年戦争
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発行元:新人物往来社
発行日:2002年5月発行
ページ数:298P
定価:980円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
月刊歴史読本2002年7月号。関ヶ原前後の豊臣家と徳川家の対立について特集している。地元民としては「前田利長『自殺』説の真偽」という記事が気になる。
月刊歴史読本ホームページ
増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之二十一
歴史群像 No.87 アルデンヌ1944 付録ドイツ空軍戦闘機ガイド
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発行:学研
発行日:2008年1月7日
ページ数:196P+特別付録「ドイツ空軍戦闘機ガイド 1935~1945」
定価:952円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第87号。日本史の注目は「再考桶狭間合戦」「蒲生氏郷」「尾張桶狭間付城群」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考になるでしょう。
歴史群像ホームページ

歴史群像 No.86 THE BATTLE OF MIDWAY 後藤又兵衛一代記
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発行:学研
発行日:2007年11月6日
ページ数:204P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第86号。日本史の注目は「後藤又兵衛一代記」「戦国の長柄鑓」「信濃旭山城」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考になるでしょう。
歴史群像ホームページ

歴史群像 No.85 八八艦隊への道 特別付録帝国海軍艦艇総覧[明治・大正編]
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発行:学研
発行日:2007年9月6日
ページ数:204P+特別付録「帝国海軍艦艇総覧 明治・大正編」
定価:952円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第85号。日本史の注目は「伊勢湾制圧!今川帝国の野望」「信濃惣大将村上義清」「肥後田中城攻囲戦」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考になるでしょう。
歴史群像ホームページ
