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出版社:学研
発行日:1993年7月初版
ページ数:155P
著者:西ヶ谷恭弘
定価:1,942円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
歴史群像でおなじみの城をイラストで復原し、視覚的にわかりやすくイメージできるようにしている。地域版として三冊、解説編一冊の四冊で構成される。


カテゴリー: 日本史
戦国の城・中 西国編 目で見る築城と戦略の全貌 歴史群像デラックス版2
戦国の城・上 関東編 目で見る築城と戦略の全貌 歴史群像デラックス版1
小山田氏と岩殿城
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出版社:山梨ふるさと文庫
発行日:2000年8月初版
ページ数:242P
著者:鈴木美良
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「郷土の文化や歴史研究の中で、中世戦国期は小山田氏や岩殿山の研究が主軸となるにもかかわらず、その資料は少なく多くの人達の強い関心を満足するには至らない。これは、武田氏終焉に当たり、その全責任を小山田氏に転嫁するするという歪曲された歴史が四百年近くも続いたためであろう。今日、科学や理論を重んじた文化社会の世でこの歴史を信じる人はいない。」
地元出身の著者語る小山田氏と郡内中世史。本テーマ研究における数少ない良書である。インターネット書店でも扱うところは少ないので、注文は出版社に直接どうぞ。
山梨ふるさと文庫ホームページ
武田信玄はどこから来たか 武田騎馬隊の謎を追う
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出版社:山梨ふるさと文庫
発行日:1996年9月初版
ページ数:236P
著者:岩崎正吾
定価:1,456円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「改めて考えてみると、信玄が強い理由がよくわからない。数ある信玄本は、たいてい信玄が強かったことを自明のことにして書いている。強かったから、信玄なんだということである。これはまことにもっとmな説で、確かに信玄が信玄たるゆえんは戦国大名として強かったからなのである。しかし、改めて信玄が強かったわけを考えたいと思うのは、わたしが根っからの山梨県人だからであろう。」
山梨県人である著者が、地元民であるからこそあえて触れてこなかった武田信玄について、「騎馬隊の強い信玄」像に真っ向から挑戦している。小説家ならではのテンポのよい文章は非常に読み易い。


桶狭間・姉川の役 日本の戦史
長久手合戦 完
豊明市史 資料編補二 桶狭間の戦い
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発行・編集:豊明市教育委員会
発行日:2002年3月初版
ページ数:623P+別冊付録+別冊付図3枚
定価:4,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
本書は、桶狭間の戦いに関する資料を編年形式と文献単位ごとに掲載した本編と、市史としては大変珍しい漫画を収録した別冊付録から構成されています。漫画では今川義元が家督を継ぐに至る経緯から桶狭間の戦いに至るまでを描き、入門編としても大変取っ付きやすくなっています。付図も充実しており、桶狭間の戦いを研究するには必携の一冊となっています。
購入方法は以下のホームページで確認できます。
豊明市史等の出版物ホームページ
歴史群像 No.53 ビルマ電撃戦、白村江の戦い
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発行:学研
発行日:2002年5月7日
ページ数:208P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第53号。日本史の注目は「鉄砲が創った白亜の城」「韮山城包囲戦」「築城学入門」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
歴史群像ホームページ
歴史群像 No.52 サイパン防衛戦、追悼特集画狂小松崎茂
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発行:学研
発行日:2002年3月6日
ページ数:208P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第52号。日本史の注目は「毛利元就の厳島合戦」「丹波篠山城」「築城学入門」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
歴史群像ホームページ