マルチメディア日本の城図鑑 CD-ROM&BOOKマルチメディア図鑑シリーズ

マルチメディア日本の城図鑑 CD-ROM&BOOKマルチメディア図鑑シリーズ マルチメディア日本の城図鑑 CD-ROM
出版社:アスキー
発行日:1997年10月初版
ページ数:45P+CD-ROM
監修:内藤昌
定価:5,800円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
CD-ROM収録のアスキーマルチメディア図鑑シリーズの城郭図鑑。CD-ROMは写真がメインだが、一部はナレーションが収録されている。写真は当時の圧縮技術の影響か、あまり画質がよくないようだ。なかでは、「五つの名城探訪」と「城あれこれ」が面白い。城あれこれの「城の比較」は面白い企画だが、8城では少し淋しい。また、城あれこれの「城クイズ」はCD-ROMならではの企画であろう。
現在は入手が非常に難しいのが残念。CD-ROM同梱では手放す人も少なく、古本としての買取も難しいであろうか。今回、幸いにしてCD-ROM未開封の状態の良い古本として入手できたのが幸運であった。
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日本の百名城 失われた景観と旅の楽しみ ベスト新書108

日本の百名城 失われた景観と旅の楽しみ ベスト新書108
出版社:KKベストセラーズ
発行日:2006年4月初版
ページ数:301P
著者:八幡和郎
定価:930円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城下町を訪れると、白壁が輝く天守閣、たおやかな曲線を描く高い石垣、満々と緑の水をたたえた堀などに彩られた風景に魅せられ、そこに住む人々や文化まで気高く感じられる。日本人の誇りであり、また、心のよりどころである「百名城」を厳選し、その知られざる歴史エピソードと、在りし日の姿を再現するイラストで構成した、ファン待望のお城の本。「歴史的価値」「現状の城」「城下町」の三つの観点からの五つ星評価を付す。
著者の私的評価ながら五つ星評価をして、比較しやすくなっている試みはおもしろい。
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北國文華2006夏(第28号) 特集解けてきた金沢城の謎

北國文華2006夏(第28号) 特集解けてきた金沢城の謎
出版社:北國新聞社
発行日:2006年5月初版
ページ数:287P
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
金沢城の七不思議と称して、現在の金沢城研究の成果をまとめている記事がおもしろい。
1.石垣の石に刻まれた二百種の印
2.方位がずれている櫓
3.天守閣に代わって建てられて三階櫓
4.東照宮はなぜ城内に建立されたか
5.「大奥」はあったのか
6.二の丸御殿に使われた金箔の量は
7.石川門、河北門、橋爪門に序列はあったか
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福岡県の城

福岡県の城
出版社:海鳥社
発行日:1995年4月初版
ページ数:406P+城址一覧51P
著者:廣崎篤夫
定価:3,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
福岡県各地に残る古代・中世の城址を、40年に及ぶ文献渉猟と現地踏査をもとに紹介する。310ヵ所を解説、縄張図130点・写真220点を掲載する。巻末の「福岡県城址一覧」では800余ヵ所を総覧する。
福岡県の城郭に関して記録した書籍としては第一級の資料であろう。
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にっぽんの名城 DVDBOX

にっぽんの名城 DVDBOX にっぽんの名城 DVDBOX 内容物
出版社:宝島社
発行日:2006年3月初版
ページ数:DVD-VIDEO2枚組
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
2004年11月に発売した「にっぽんの名城 DVDBOOK」と、2004年12月に発売した「にっぽんの名城 DVDBOOK 其の弐」のDVD-VIDEOのみをセットにしたお買い得版。書籍部分はなくなりましたが、DVD-VIDEOの2枚組で1,000円と価格はお得感あります。DISC2は其の弐と同じ内容ですが、DISC1は其の壱にプラス高知城(NHK大河にあわせて)が増えています。
収録城郭:
高知城、姫路城、弘前城、松本城、小田原城、安土城、大坂城、小倉城、江戸城、熊本城、首里城、名古屋城、伊予松本城、会津若松城、上田城
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グスク探訪ガイド 沖縄・奄美の歴史文化遺産[城]

グスク探訪ガイド 沖縄・奄美の歴史文化遺産[城]
出版社:ボーダーインク
発行日:2002年5月初版
ページ数:144P
著者:名嘉正八郎
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2000年に世界遺産に登録されたものをはじめ、奄美、沖縄島、周辺離島、宮古・八重山諸島の主なグスク56ヶ所を紹介しています。グスクに秘められた歴史や文化を中心にさまざまなデータを記載したガイドブック。
沖縄のグスクを回る前に読んでおくとより楽しめる。あくまで観光ガイドブックなので、城の研究対象として購入するとがっかりするかもしれません。
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別冊宝島 日本の「名城」伝 あの名城はいかに生まれ、滅んだか・・・

別冊宝島 日本の「名城」伝 あの名城はいかに生まれ、滅んだか・・・
出版社:宝島社
発行日:2006年5月初版
ページ数:111P
編者:吉田龍司
定価:1,000円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本の名城・古城-かつてそこには、城攻略のために決死の覚悟で挑んだ男たち、知力を尽くして自らの居城を守り抜いた男たちの姿があった。本書は、そんな男たちの、城をめぐる名勝負、感動と悲劇の物語を通じて、戦国時代の日本の名城・古城を紹介している。
ひとつの記事の解説は短いが、ぜひ現地へ行ってみようと思わせてくれる。写真がカラーでないのが非常に残念ではあるが、本来城址の保存の第一歩は、重要な財産だという個人の認識であるから、そういう意味では一役買ってくれるかもしれない。
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能登七尾城 加賀金沢城 [中世の城・まち・むら]

能登七尾城 加賀金沢城 [中世の城・まち・むら]
出版社:新人物往来社
発行日:2006年5月初版
ページ数:181P
編者:千田嘉博、矢田俊文
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
文献・考古・地理・建築など様々な分野の研究者がそれぞれの研究成果を融合し、七尾城と金沢城というふたつの城の検証を通して、新しい戦国期の歴史像を明らかにする。本書は、学融合にもとづく新領域の開拓を目指して2005年6月17・18日に奈良大学総合研究所で開催した「能登七尾城・加賀金沢城シンポジウム」の成果をもとに、各報告者が加筆してまとめたものである。
シンポジウムの内容をまとめたものなので、記事によってはやりとりそのものを文字に起こしている。論文の発表記事なので内容的には難解なところも多い。
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会津若松城 士魂支えた風雪の城 [歴史群像名城シリーズ15]

会津若松城 士魂支えた風雪の城 [歴史群像名城シリーズ15]
出版社:学習研究社
発行日:1997年10月初版
ページ数:143P
編集:碧水社
定価:1,700円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
歴史群像名城シリーズ第15弾。前半はイラストと写真がカラーで多く載っており、後半は読み物となっている。会津若松城の入門書としてはこれ1冊で十分であろう。現在入手が困難なのが残念。
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鹿沼市史叢書7 鹿沼の城と館

鹿沼市史叢書7 鹿沼の城と館
発行元:鹿沼市
発行日:2002年3月初版
ページ数:138P
編集:鹿沼市史編さん委員会
定価:1,300円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
収録城郭・・・44箇所。追記の[目次]参照
書評:
埼玉県鹿沼市内に分布する、中世城館跡や関連資料を幅広く調査し、総合的に研究した成果をまとめた報告書です。本書は二部構成をとっており、Ⅰの「鹿沼の城館」では縄張り図44点を中心に、明治時代の地籍図や航空写真をなど多数の図版類や文献史料の記述を利用し、城館跡ごとにくわしく論述し、Ⅱの「鹿沼の城館史料」には江戸時代に編さんされた軍記物を中心に、市内の城館にかかわる文献史料を掲載しています。
根強い城郭ブームの中、市史編さんの1カテゴリとして「城」を扱うことも多くなりました。本書は、栃木県の鹿沼市(平成合併)に点在する城館跡を縄張り図とともにまとめたものです。いわゆる中世城館調査書に分類されるものですが、淡々と城館を掲載するだけでなく、城郭用語や出典史料も同時に掲載され、市民に親しみをもってもらおうという意気込みが伝わってきます。
鹿沼市史 鹿沼の城と館

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