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発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:32min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
評価:
「金の鯱で名高い日本三名城のひとつ『名古屋城』をはじめ、成瀬正成改築の国宝『犬山城』、徳川家康生誕の地『岡崎城』、山内一豊が近代城郭に整えた『掛川城』など戦国絵巻の舞台になった名城を訪ねる東海名城紀行」
各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。天守のある城ということでチョイスは悪くないが、東海編というのに伊勢国(三重県)がなく、津城をあと1つ追加しても時間的に他編より長くなることもなかったであろうに。東海は家康の出生地でもあるため、岡崎城、浜松城、駿府城と家康由来の城が多く紹介されている。

カテゴリー: 城郭
DVD 日本名城紀行 [北海道・東北] 第1巻
城 -その伝説と秘話-
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出版社:日貿出版社
発行日:1973年4月初版、1875年2月改訂版
ページ数:355P
著者:江崎俊平
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「わが国に残っている城址は一万を越える。それらは殆んど中世もしくはそれ以前のもので、戦国時代の乱世に興亡をくりかえした城址である。かつては名城として栄え、幾万の大軍を迎えて落城の気配もみせなかった難攻不落の名城も、山城なるがゆえに近世に至っては無用の長物となり、時代により残されて、荒涼たる秋風にさらしている古城も少なくない。古城は、古城なるが故にわびしい。古城は例外なく亡びさった者の夢の跡であるからだ。そこには必ず亡んでいった城主の哀しい歴史が眠っている。」
城は古来より人々の興味の対象となってきた。それにまつわる伝説とだぐいも多く、非常に興味深いものである。

続・城 -その伝説と秘話-
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出版社:日貿出版社
発行日:1973年11月初版、1876年7月良書版
ページ数:340P
著者:江崎俊平
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古城は古城なるが故にわびしい-というのは、前集のはしがきに書いた言葉である。雑草にうずもれた古城址に立つときわびしいが、その城の栄枯盛衰を思うとき、古城というものは一層のわびしさをもって迫ってくる。古城をめぐるということは、そのわびしさを求めての旅ということでもある。『秘話』というものは『かくされた史実』である。正史にかくされていた話、あるには実録本や演劇等で歪められて喧伝されている話を、事件発生の事情にふれながら、その虚像と実像を明らかにしようとしたものである。」
城は古来より人々の興味の対象となってきた。それにまつわる伝説とだぐいも多く、非常に興味深いものである。

DVD 日本名城紀行 [関東] 第2巻
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発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:36min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
評価:
「太田道灌が築城し、後に日本最大の城郭となった『江戸城』をはじめ、南総里見八犬伝の部隊『久留里城』、家康配下の勇将・本多忠勝が改築した『大多喜城』、北条氏ゆかりの『小田原城』など美しい映像で綴る関東名城紀行」
各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。関東編は城館のチョイスが少しマイナーか、江戸城、小田原城は別格としても、八王子城や箕輪城など戦国期の著名城が入っていない。まあ何千とある城館から5、6城選択するというのは難しいものであるが。

重要遺跡調査報告書Ⅱ (城館跡)
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編集・発行:茨城県教育委員会
発行日:1985年3月30日
ページ数:510P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「埋蔵文化財は、郷土の原始・古代の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化向上発展の基礎をなす貴重な国民的財産であります。しかるに、地域開発等の進展に伴い、埋蔵文化財の保護・保存については、より正確な基礎資料等の整備が急務とされております。このような状況をかんがみ、昭和53年度から重要遺跡(城館跡)の基礎資料整備事業をすすめてまいりましたが、ここに、その調査報告書を刊行することになりました。」
昭和53年度から昭和57年度にかけて調査された茨城県内の250件の城館跡について、「城館跡名」「所在地」「築城者」「時期」「遺構」「関係地名」「概要」「城館の歴史」「図面・写真」を見開き2ページにまとめて掲載している。昭和50年代から全国で中世城館跡調査が行われているが、茨城県には明確にそうした報告書を発行していない。本書は総合城館跡集のようなものであり中世城館跡調査報告書の代替となるものである。より詳細な情報は個別の発掘調査報告書が必要となろう。
日本の古代国家と城
国指定史跡 春日山城跡発掘調査概報Ⅺ
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編集・発行:上越市教育委員会
発行日:1993年3月31日
ページ数:29P+図版12P+付図1枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、平成4年度国庫補助金及び県費補助金の交付を受けて実施した、史跡春日山城跡の環境整備事業調査報告書である。今年度は、環境整備と発掘調査をあわせて実施した。春日山城跡は平坦部の遺構の残存が良好でなく、整備においては総構えである通称『監物堀』と『監物土塁』及び楼門から山城部に至る道路遺構が整備の主になるため、文化庁・新潟県教育委員会の指導を得て発掘調査を実施したものである。」
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春日山城下 長池山砦発掘調査報告書
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発行:上越市教育委員会
発行日:1974年12月20日
ページ数:49P
著者:室岡博、植木宏、増村孝雄、花ヶ前盛明
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「この報告書は、春日山城跡の一角が大規模開発されるにあたり、上越市教育委員会が実施した埋蔵文化財発掘調査の結果をまとめた記録である。今春、城跡の東麓にあたる通称『長池山砦』の稜線一帯が、その背後から業者により宅地開発が計画された。この地は、本城より東北方の府内を望む要塞跡であるという説もあったが、発掘等による確証はなされていなかった。この調査によって、長池山尾根一帯から、土塁や空濠など貴重な遺構をはじめ数多くの出土品が発掘された。」
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上除城館址発掘調査報告書
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発行:長岡市教育委員会
発行日:1976年3月31日
ページ数:12P+6P
編集:上除城館址調査委員会
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「この調査報告書は、上除城館址の一部が大規模開発されるにあたり、埋蔵文化財の発掘調査を実施した記録であります。この城館址は、以前から文献等により知られ、土塁や水濠の一部がありし日の面影を今日に伝えているところであります。」
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