高山城総合学術調査報告書

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発行:財団法人金森公顕彰会
発行日:1988年9月
ページ数:28P+折り込み付図9枚
編集:文化環境計画研究所
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「財団法人金森公顕彰会は、昭和58年設立以来、金森長近公銅像の建立をはじめ、高山城に関する資料収集、調査報告書の発刊、『飛騨金森史』の刊行など多岐にわたる事業を推進してまいりました。このたび、名古屋工業大学・内藤昌博士のご努力により、今まで明らかにされていなかった高山城本丸部分の様相が解明され、復元模型も立派に完成されました。それによると、高山城は自然の地形に合わせた不整形な本丸を築き、御殿と天守を接合した梯立式の珍しい城であることが判明しました。」

天守本丸御殿の模型復元までの過程を解説している。昨年までは高山市のホームページで購入できたがいつの間にか品切となったようだ。今のうちと古書で購入した。

[目次]
1.経緯
2.日本城郭史上の高山城
3.高山城の内郭の構成特性 -火性梯郭式
4.高山城天守の構成特性 -梯立式
5.天守の建築的特性 -初期望楼型
6.本丸御殿の建築的特性 -初期書院造と囲(数奇屋)
7.高山城本丸建築仕様
8.結
付.立面図・平面図