国際シンポジウム 韓国の倭城と大坂城 資料集

国際シンポジウム 韓国の倭城と大坂城 資料集
編集・発行:倭城・大坂城国際シンポ実行委員会
発行日:2005年9月10日
ページ数:250P
定価:1,300円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2005年9月10日・11日に大阪市中央公会堂で開催されたシンポジウムの資料集。内容はやや専門的ではあるが、発掘調査の成果など市販されていない報告書を引用したものも多数あるため、非常に貴重な資料といえる。モノクロではあるが、ページ数に比較するとお買い得といえるか。北九州中国書店で購入できます。
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[目次]
ごあいさつ
趣旨説明
基調講演 豊臣秀吉の城造り
研究発表
Ⅰ 倭城とは何か
 1 倭城への道 -小早川・毛利氏の場合-
 2 朝鮮の城郭と豊臣軍 -織豊大名の異文化遭遇-
 3 金海竹島倭城と亀浦倭城支城部の性格
 4 韓国慶尚南道地域の城郭遺跡の発掘調査成果 -最近調査された邑城と鎮城を中心として-
Ⅱ 倭城と同時期の国内城郭
 5 宇喜多・小早川の居城 岡山城
 6 四国大名衆の城郭と倭城
 7 秀吉晩年の大坂城改造
Ⅲ 倭城の石垣
 8 施工から見た韓国倭城
 9 倭城の石垣 -採石遺構とその技術を中心に-
Ⅳ 倭城以降、大坂城再築へ
 10 関ヶ原合戦後の築城ラッシュ
 11 石切丁場の出現 -徳川氏大坂城・芦屋市東六甲石切場の発掘調査から-