第6回特別展「大和の城と城下」

第6回特別展「大和の城と城下」
編集・発行:葛城市歴史博物館
発行日:2005年10月15日
ページ数:51P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「近年、中世守護所、戦国期城郭・城下、織豊期城郭・城下および江戸時代の城郭・城下町の研究が、考古学・歴史学・歴史地理学などの分野で進み、学際的な研究が行われるようになっています。その結果、中世や近世の城郭および城下の研究が飛躍的に進みました。大和国に築かれた城のうちにも、中世から江戸時代まで存続した城があります。これらの城は、数多くの戦乱に巻き込まれ、城主も様々に変遷しました。そのような過程をへて、中世城郭から近世城郭として転生し、城下町を形成しました。今回の展示では、郡山城・宇陀松山城・高取城・二見城および葛城市に存在した新庄陣屋を取り上げます。」

この図録は平成17年10月15日から11月27日まで開催された展示図録。薄いが展示品はカラーで掲載され、城下町絵図なども雰囲気は十分に伝わります。葛城市歴史博物館で購入することができます。送料290円と合わせて定額小為替でよい。

[目次]
大和国の初藩居城・陣屋所在地図
一、郡山城
二、宇陀松山城
三、高取城
四、二見城
五、新庄陣屋
新庄陣屋の成立と展開
展示資料釈文
近世大和国城郭・城下年表
展示品一覧