シリーズ「遺跡を学ぶ」2 天下布武の城 安土城

シリーズ「遺跡を学ぶ」2 天下布武の城 安土城
出版社:新泉社
発行日:2004年2月初版
ページ数:93P
著者:木戸雅寿
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「織田信長が建てた特異な城として、様々な小説等に登場した安土城。近年の考古学的発掘調査により通説には多くの誤りがあることが判明。安土城の真実の姿を考古学的調査から具体的に明らかにし、安土城築城の歴史的意義を探る。」
安土城郭調査研究所で実際に安土城の発掘に携わった木戸氏によるものである。発行当時までの安土城の発掘成果や遺物をふまえた解説が特徴である。安土城については発掘開始から20年という節目を迎えて一旦調査は終了したので、本書以後の成果を踏まえて2冊目の発行が望まれる。薄い本であるが、フルカラーの写真が満載である。
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[目次]
序 天下布武へ向けて
第1章 城の道を掘る
第2章 麓の屋敷郡を掘る
第3章 安土山と山下町
第4章 信長の居城
第5章 安土城の到達点
第6章 天下布武の城
第7章 安土城築城の意義
終章 そして炎上