多賀城 焼けた瓦の謎

多賀城 焼けた瓦の謎
出版社:文芸春秋
発行日:2007年7月初版
ページ数:124P
監修:工藤雅樹
定価:1,429円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「大化の改新の本当の意味とは? 奈良の大仏に貼った大量の金箔はどこから来たのか? なぜ桓武天皇は東北に3度も軍勢を送ったのか? 古代史の謎がひとつにつながる。わかりやすい文と絵で、考古学と歴史学を解説。」
多賀城に関する論文集だと思って手に取ったら、あれ??と思いました。それもそのはずで本書は、担当編集者である下山進さんの長女の夏休みの自由研究がきっかけとなっているそうです。イラストと少なめの文字、本書は多賀城ができた時代の背景をわかりやすく解説しています。入門書としてどうぞ。
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[目次]
1 出土した焼けた瓦
2 大化の改新
3 中央集権国家の膨張
4 みちのくのやまに黄金の花が咲く
5 反乱する蝦夷たち
6 多賀城緊迫す
7 伊勢の斎宮にかかった美しい雲
8 桓武天皇
9 朝廷軍の敗戦
10 坂上田村麻呂
11 人々の暮らし
12 文字をもたない人々
13 天下の苦しむところは、軍事と造作なり