小田原城 関東の入口を押さえた武略と治世の城 [歴史群像名城シリーズ8]

小田原城 関東の入口を押さえた武略と治世の城 [歴史群像名城シリーズ8]
出版社:学習研究社
発行日:1995年8月初版
ページ数:143P
編集:碧水社
定価:1,456円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
歴史群像名城シリーズ第8弾。前半はイラストと写真がカラーで多く載っており、後半は読み物となっている。小田原城の入門書としてはこれ1冊で十分であろう。小田原城のほかに小田原合戦のために築城された石垣山一夜城の記事もある。現在入手が困難なのが残念。
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[目次]
カラー特集
空から見た小田原城
地図写真で見る小田原城跡
中世・近世複合小田原城の全貌
北条氏小田原城の発掘遺構
北条型障子堀の妙
第一章 北条氏の小田原城
北条氏の本城小田原城
古文書から分析する小田原城普請
四世紀にわたる城郭の変遷
戦国に終焉を告げた小田原合戦
想定 小田原合戦攻防の陣
石垣山一夜城
第二章 近世の小田原城
近世城郭の誕生
小田原城本丸
小田原城天守
本丸常盤木門
小田原城二の丸
二の丸御屋形の杉戸
二の丸銅門復元
復元される小田原城二の丸
「正保図」と「文久図」
時代の指標小田原の陶磁器
第三章 小田原藩の足跡
剛直の臣大久保忠世・忠隣の治世
大御所秀忠の隠居所計画
家光側近の稲葉氏の入封
七二年ぶりの大久保氏の復帰
第四章 復元小田原城
小田原城天守
将軍の御成御殿
小田原藩の中枢
復元住吉橋と銅門
小田原城箱根口門
発掘が語る小田原城
瓦からみた小田原城
小田原城から出土した鍋島
小田原城を護る神仏をめぐって
小田原城地震史 七転び八起きの城郭史
宿場町小田原