興国寺城跡保存整備基本構想報告書

興国寺城跡保存整備基本構想報告書
編集・発行:沼津市・沼津市教育委員会
発行日:1982年3月31日
ページ数:89P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「興国寺城は、戦国時代の幕あけをした北条早雲の城として名高く、下って城主天野三郎兵衛康景の廃城の物語りも広く伝えられている。中世城郭興国寺城跡保存整備基本構想は、昭和55、56年度の2ヵ年にわたり興国寺城跡の現況や遺構、歴史などについて、調査、考察を行ったもので、特に史跡保存整備に向けての資料や、保存整備に対する考え方などについて、まとめたものである。」

書評:
整備報告書の類は発掘調査などを踏まえた遺跡の現状や、遺跡の歴史を詳しくまとめているものが多く、非常に参考になります。本書は興国寺城を調査する方は一度目を通しておいても損のない資料ですよ。

[amazonjs asin=”4902386488″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”関東の騒乱 戦いの主人公達とその城館”]
[目次]
Ⅰ.興国寺城跡保存整備構想の概要
Ⅱ.興国寺城の歴史と城跡の現状
 1.興国寺城の現況
 2.興国寺城跡の現状遺構
 3.興国寺城の歴史
Ⅲ.史跡保存整備構想
 1.史跡保存の基本理念
 2.保存整備計画
 3.年次計画
 4.啓蒙普及活動
Ⅳ.歴史公園(興国寺史跡公園)への展望