楢葉城 現状遺構確認調査・発掘調査報告

楢葉城 現状遺構確認調査・発掘調査報告 楢葉城 現状遺構確認調査・発掘調査報告
発行:楢葉町教育委員会
発行日:1986年3月30日
ページ数:(本誌)67P+図版19P (付図)5枚 箱入り
編集:日本城郭史学会楢葉城調査団
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「わが楢葉町が歴史に現われるのは、平安時代の『和名抄』の楢葉郷の記載がはじまりです。この楢葉郷を拓き農耕地としたのが、楢葉太郎隆祐という武士で、楢葉太郎隆祐は、山田岡の館ノ山に居城を構えたと伝えられています。この館ノ山の楢葉城址は、ふるさとの原点でもある訳です。町では、原始・古代の遺跡調査および町史編纂事業と並行し、昭和五十七年度から城址調査に着手し、四〇〇年から八〇〇年前の中世の時代の解明にあたっています。昭和五十八・五十九年度には、楢葉城の現状遺構確認調査と、これにつづく発掘調査を実施、霧の彼方にあった中世の楢葉の姿が朧げながら見えはじめてきました。」

書評:
楢葉町にある楢葉城に関する発掘調査報告書です。楢葉町歴史資料館で購入できます。

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[目次]
第一編 楢葉城の歴史
 一 楢葉城をめぐる歴史的環境
 二 楢葉城の歴史
第二編 調査報告
 一 調査の方法とその過程
 二 楢葉城の構成 -遺跡分布・実測調査報告-
 三 発掘調査報告<1> 遺構
 四 発掘調査砲奥<2> 出土遺物
付図1 楢葉城現状遺構実測図
付図2 楢葉城現状遺構エレヴェーション図
付図3 T1(南北トレンチ)平面とセクション(上)
付図4 T2(南北トレンチ)平面とセクション(上)
付図5 T3・T4(東西トレンチ)平面とセクション(上)