開館15周年記念 第35回企画展 信長と安土城 -収蔵品で語る戦国の歴史-

開館15周年記念 第35回企画展 信長と安土城 -収蔵品で語る戦国の歴史-
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2008年1月19日
ページ数:95P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「博物館の展示や普及活動の根本にありますのは、各博物館がそのテーマや目的に応じて収集・保管している資料に他なりません。当館でもこの十五年、購入や製作、寄贈および寄託を受けることにより、収蔵資料充実に努めてまいりました。しかしながら、これらの収蔵品はこれまで、一部を常設展示や特別展でご紹介することはあっても、全体像を展示しご披露する機会に恵まれませんでした。このたび、開館十五周年を記念して、収蔵する戦国・織田信長関係資料を用いて企画展を開催することといたしました。」
本書は、平成20年1月19日より3月30日まで開催された企画展の展示図録であるとともに、当館の織田信長、戦国時代関係収蔵目録です。貴重な資料の数々がカラー写真で掲載されています。安土城考古博物館で購入できます。
安土城考古博物館ホームページ


[目次]
総論 「滋賀県立安土城考古博物館の戦国時代関係収蔵品について」
一、佐々木一族と近江
二、永源寺派の寺院
三、信長の天下統一
四、安土城と城下町
五、天下の行方
六、信長に敵対した戦国諸勢力
コラム 忘れられた赤羽刃
七、信長の菩提寺 摠見寺
八、中世近江の村むら
列品解説・釈文