出版社：有峰書店新社
発行日：1969年10月初版、1977年6月改訂増補版
ページ数：485P
著者：大田和晃紀
定価：3,800円＋税
オススメ度：★★★☆☆
書評：
関東一都六県の主要城址を訪ね、政治・戦略・築城面など、あらゆる方面から古城郭を追究し、併せてそれに関連する関東武士団の盛衰を詳述した関東地方の中世史を知ることの書籍。豊富な縄張り図が特徴だが、精度はよくないかもしれない。
初版が3,800円であるが、増補版が3,800円となっているものと2,500円となっているものがある。背表紙の糊が弱く、読んでいるとページが外れてしまった。
[目次]
千葉県の城址
1 千葉氏興亡の城址
2 北総千葉支族の城址
3 南房総里見氏の城址
4 外房と両総国境の城址
東京都の城址
1 武蔵野の名族豊島氏の城址
2 西部の豪族大石氏の城址
3 多摩河畔の城址
神奈川県の城址
1 三浦半島の城址
2 相模野の城址
3 相模西北の山城
埼玉県の城址
1 武蔵北部の城址
2 武蔵西北部の城址
群馬県の城址
1 東上州新田氏の城址
2 西上野の城址
茨城県の城址
1 常陸南部の城址
2 常北佐竹氏の城址
栃木県の城址
1 那須七騎の城址
2 下野佐野の城址