尼子とその城下町 [戦国ロマン広瀬町シリーズ5]

尼子とその城下町 [戦国ロマン広瀬町シリーズ5]
出版社:ハーベスト出版
発行日:1972年11月初版、1997年10月復刻版
ページ数:87P
編者:妹尾豊三郎
定価:600円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
島根県広瀬町にある月山富田城址の調査や富田城下町の遺構が発見される経緯やその状況を詳しく紹介。尼子と出雲の関係を城下町を通して探り、尼子氏の治政80年の歴史を明らかにする。
月山富田城の城下町の発掘の様子についてまとめたもの。と言っても、その大部分は富田川の川底に埋もれているということで、川の流れで次第に明らかになってくる城下町の観察記録とでもいうべきか。書籍の薄さからも想像できるように調査書であるので難解な部分も。
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[目次]
尼子とその城下町
 はじめに
 富田城下町の出来た次代
 尼子氏の発祥とその領国出雲
 富田城下町の壊滅
 草戸千軒町遺構
 一乗谷朝倉氏遺跡
 露出した始めた富田城下町
 月山富田城古瓦調査
富田城下町遺物蒐集手記
 富田城下町の遺構をさぐる
 富田川遺構をさぐる
 城下町の井戸跡
月山退城後の尼子義久三兄弟