信長の城下町

信長の城下町
出版社:高志書院
発行日:2008年8月初版
ページ数:304P
編者:仁木宏、松尾信裕
定価:3,000円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書の第一のねらいは、小牧、岐阜、安土についての最新の研究を紹介し、『信長の城下町』の最先端モデルを確認することである。小牧以前の尾張国内の織田系城下町と比較すると小牧の画期性が明らかになる。また豊臣政権がつくった大坂城下町と比較することで安土からの継承性・発展性を見たい。本書のもうひとつのねらいは、従来のように、これら先端部分だけに注目するのではなく、広く『信長の城下町』の全体像を解明しようとするところになる。秀吉の造った近江国長浜、播磨国姫路や光秀の近江国坂本についての論考を用意した意図はここにある。」
城下町研究の第一人者の先生達による論文集であるが、織豊時代に絞った本はうれしい限り、手頃な値段もうれしい限りです。最近全国各地で発掘調査が進み、徐々に明らかになっている信長のつくった城下町ですが、歴史の変わる瞬間に立ち会えるというのは胸躍るものですね。
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[目次]
いまなぜ「信長の城下町」か
第1部 信長の城下町 -清洲から安土へ-
 信長と尾張rの城下町
 小牧城下町
 井口・岐阜城下町
 考古学からみた安土城
 安土城下町の成立と構造
 安土山と安土川下町
第2部 光秀・秀吉の城下町
 長浜城下町
 坂本城下町
 姫路城下町
 大坂城下町
第3部 権力論と城郭論の交錯
 織田氏の権力構造と城下町
 畿内の都市と信長の城下町
 信長の城と秀吉の城
 「信長の城下町」の歴史的位置