第34回特別展 高松城と栗林園

第34回特別展 高松城と栗林園
編集・発行:高松市歴史資料館
発行日:2003年10月4日
ページ数:36P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「天正16年生駒親正によって城が築かれ城下町として生まれたのが、現在の高松市でございます。現在、築城より四百十五年を経過したところですが、その間、多くの出来事がありました。城主は生駒氏から松平氏に変わり、明治維新により街は大きく変貌を遂げました。そのような変遷のなかで、高松の江戸時代を伝えてくれる数少ない場所が、今回テーマとして取り上げた玉藻公園と栗林公園でございます。今回の展示では、高松城と栗林園がどのような過程で成立していったのか考えるとともに、身を削ぐようにして変わらざるを得なかった明治時代、そして大正時代から現在までの変貌を追ってみたいと存じます。」
高松市歴史資料館で平成15年10月4日から11月9日まで開催された特別展図録。城絵図や庭園絵図がいくつも紹介されている。縮小してあるので詳細まではわからないが、カラーで掲載された絵図の数々は見ていても楽しい。


[目次]
Ⅰ 図版
Ⅱ 資料解説
Ⅲ 資料一覧
Ⅳ 高松城について
Ⅴ 栗林園について
Ⅵ 年表
Ⅶ 現在の高松城跡
Ⅷ 現在の栗林公園