西国城館論集Ⅰ 河瀬正利先生追悼論集

西国城館論集Ⅰ 河瀬正利先生追悼論集
編集・発行:中国・四国地区城館調査検討会
発行日:2009年11月28日
ページ数:320P
定価:2,940円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
1997年に発足した中国・四国地区城館調査検討会の始めての論文集。内容は専門的なものですが、最新の城館研究に触れることができます。


[目次]
河瀬正利先生と中国・四国地区城館調査検討会
中国・四国地区城館調査検討会の歩みと河瀬先生追悼論集刊行
中世山城「播磨城山城」再論
伯耆江美城とその城下町
伯耆における「平地の城」について
米子城跡における近世城下町成立期の様相
鳥取県における中世城館の様相
黒田館跡と茶臼山城跡
瓦質土器からみた出雲西部の地域動向について
土居成遺跡出土の陶磁器について
三宅御土居跡の時期的変遷について
石見銀山周辺の「海城」について
島根県下における山城跡出土の陶磁器
二ツ山城と本城の周辺あれこれ
岡山県下のコビキBの瓦を伴う城郭群
津山城跡出土の「作」刻印瓦と吉ヶ原ブランド瓦
本拠の変遷 -毛利氏を中心として-
史跡小早川氏城跡(新高山城跡)の石垣についての考察
広島築城再考
パリア海退が中世地域社会に与えた影響について
織豊城郭成立以前の家紋瓦 -山口氏凌雲寺跡採集瓦の研究-
大内氏関連町並遺跡の陶磁器埋納土坑について
勝端城館跡
讃岐国における城割りについて
高松城天守に関する考察
湯築城跡と周辺遺跡の変遷過程
河後森城出土瓦の系譜 -軒平瓦Ⅱ類と聚楽第の瓦-
中世後期の村落研究 -15~16世紀の土佐における一事例-
守護城下町を守るムラ -豊後府内の事例から-