戦国越中を行く

戦国越中を行く
出版社:北日本新聞社
発行日:2003年7月初版
ページ数:253P
編集:北日本新聞社
定価:1,714円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
戦国時代の佐々成政が富山城の城主だったことは、広く県民に知られている。しかし、越中の平定がどう進められたかを知る人は、少ないのではないだろうか。本書は、北日本新聞朝刊に平成14年1月から同年11月まで42回連載した「戦国越中を行く」と、同年5月に17回連載し、県内に残るゆかりの史跡や伝説の地を紹介した「今に生きる佐々成政」を合わせて編集した。越中が本格的な戦乱の時代に突入した天文12(1543)年の「越中大乱」から、平定、さらに豊臣秀吉に降伏するまで。成政の動向を中心に、近年の発掘調査の成果を織り込みながら富山の戦国史をまとめた。
新聞の連載記事だったため文章は非常に読みやすく、次に読み進めさせる力がある。城郭に関する情報も豊富であるが、地図が大まかで分かりにくいのが残念。
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[目次]
巻頭カラー特集
 越中戦国史
 越中戦国城マップ
 富山の城
 石川の城
 越中戦国合戦図
 中世のお城
 佐々成政のゆかりの地
 佐々成政と子孫たち
戦国越中を行く
今に生きる佐々成政
 鍬崎山
 小出城
 井波城
 佐々堤
 桜馬場
 魚津城
 弓庄城
 城生城
 ゆかりの会
 増山城
 槍の先清水
 埴生護国八幡宮
 ザラ峠越え
 白鳥城
 剃髪址
 早百合観音
 松倉金山