史跡飛山城跡保存整備基本計画

史跡飛山城跡保存整備基本計画
編集・発行:宇都宮市教育委員会社会教育課
発行日:1985年4月
ページ数:86P+付図3枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「飛山城跡は、『宇都宮氏を中心とする中世下野国の歴史を理解する上で、貴重な存在である』との理由から国の史跡として指定(昭和52年3月8日付)を受けました。指定地は、城跡としての遺構が顕著に残存する約13万平方メートルに及びました。一応、公有地化事業を推進することによって、城跡の恒久的保存を図る見通しがついた当教育委員会では、史跡公園化に向けての整備に本格的に取り組むこととし、『史跡飛山城跡保存整備委員会』を設置(昭和62年5月13日付)いたしました。」

書評:
発掘調査報告書と違い、保存整備基本計画書は当時の現況や城の歴史が詳細にまとめられているので非常に参考になります。

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[目次]
Ⅰ 本計画の策定概要
Ⅱ 本計画の背景
Ⅲ 城跡の現況と歴史
 1 社会的環境
 2 地形と様相
 3 飛山城の構造
 4 文献資料から見た飛山城の歴史と性格
Ⅳ 基本計画
 1 保存整備の方針
 2 保存整備基本計画
 3 発掘調査の進め方
 4 活用のあり方
飛山城跡関係参考文献
 1 文献
 2 文書・記録・板碑
付図
 飛山城跡地形図 2種
 飛山城跡保存整備基本計画設計図