炎天の雪 上・下巻

炎天の雪 上巻 炎天の雪 下巻
出版社:集英社
発行日:2010年8月5日
ページ数:上巻442P、下巻450P
定価:各1,995円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「宝暦年間の金沢城下。駆け落ちで夫婦になった細工人・与左衛門と武士の娘・多美。仕事も先細りする中、加賀騒動の生き残り佐七と出会い…。過酷な運命に巻き込まれた男と女の、熱く激しく切ない物語。五箇山に流された大槻伝蔵の甥の救出に失敗し、博打と遊女におぼれる与左衛門。息子の当吉を武家奉公に出し、淋しさに耐える多美の心の支えは佐七だった…。炎のるつぼのような金沢城下で織りなす、男と女の数奇な物語。」
北國新聞と富山新聞で2009年1月から2010年6月まで531回連載されていた小説の単行本化。単行本化にあたり、上下巻2冊に収録するためにかなり推敲がされたそうだ。加賀百万石の城下町金澤を舞台とする時代小説の決定版としてお薦めである!
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