城館史料学 第7号

城館史料学 第7号
編集・発行:城館史料学会
発行日:2009年7月30日
ページ数:131P
定価:3,000円(5%税込) 会員頒布価格
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2009年2月8日に開催されたシンポジウムの内容を中心に構成。現在最終形態が見えている前提で、城館の戦国前期の状況をどこまで把握できるかが討論されている。発行は編集の都合で遅れて2010年8月に出来上がったが、討論のテープ起こしなど大変だったと思います。


[目次]
特集 第1回 城館史料学会シンポジウム 「縄張りからみた戦国前期の城」
 第Ⅰ部 基調報告
  基調報告① 戦国前期の防御施設と年代観 -山科本願寺と嵐山城-
  基調報告② 後北条氏系城郭以前
  基調報告③ 縄張り研究にとっての戦国前期 -分布モデルから折出の可能性-
 第Ⅱ部 シンポジウム討論
論考 17世紀中期の城受け取りと大名の軍役への意識
研究ノート 「杉山城問題」追考