ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1

ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1
出版社:翔泳社
発行日:2006年10月初版
ページ数:201P
著者:鶴保征城、駒谷昇一
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
私も文系出身ですが、ソフトウェア開発者の半数はソフトウェアの基礎的学習をせずに職についていると言われます。土台が軟弱では上の建物を支えることはできません。同様にソフトウェア開発にも基礎が大事です。
本書は、2冊で大学の最新のソフトウェアエンジニアリング授業を体験することができます。元となったのは高知工学大学で行なわれ、2004年、2005年と経済産業省の「産学協同実践的IT教育基礎強化事業」の支援を受けたものです。内容は講義形式で書かれているため非常に読みやすくわかりやすいです。
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[目次]
プロローグ
第1章 ソフトウェアとソフトウェアエンジニアリングとは
第2章 ソフトウェア開発におけるプロセス
第3章 システム提案書、開発計画書の作成方法
第4章 外部設計書の作成方法
第5章 ソフトウェア開発の基本技術(分析と設計)
巻末付録
システム提案書
開発計画書
チームシート
工程振り返りシート
レビュ記録表
外部設計書
[著者紹介]
〈鶴保征城〉大阪大学修士課程修了。高知工科大学教授。工学博士。NTTソフトウェア(株)代表取締役社長を務めた。
〈駒谷昇一〉東京理科大学卒業。NTTソフトウェア(株)勤務。ITSSコンサルタント。