信長の城・秀吉の城

信長の城・秀吉の城
出版社:サンライズ出版
発行日:2007年3月初版
ページ数:249P
編者:滋賀県安土城考古博物館
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、滋賀県安土城考古博物館の平成18年度秋季特別展「信長の城・秀吉の城 -織豊系城郭の成立と展開-」の記念シンポジウムおよび開催期間中に行われた博物館講座の記録集である。第一部と第二部は、平成18年10月15日に開催した記念シンポジウム、第三部は同年10月29日に開催した「博物館講座 熊本県麦島城跡の調査」および11月3日の「博物館講座 山梨県甲府城跡の調査」の記録を編集したものである。
誌面の制約もあろうが、巻頭の写真を別にして写真はモノクロである。鮮明な写真であるので、金箔瓦などの出土品は尚更カラーであったならと思う次第です。
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[目次]
第一部 シンポジウム 信長の城・秀吉の城
シンポジウム「信長の城・秀吉の城」開催にあたって
一 近世の城郭の成立と石垣
二 金箔瓦の出現と展開
三 天主から天守へ
第二部 パネルディスカッション
第三部 織豊系城郭の展開
一 山梨県甲府城跡の調査
二 矢代氏麦島城跡の調査